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●SVC-Smart Cityチーム
ここ数年、第3次のスマートシティブームともいわれる状況が続いています。これは、国(国土交通省、経済産業省、総務省、内閣府)の支援のもと、さまざまな自治体で、テクノロジーを活用した都市・まちのアップグレードをめざそうとしたものです。現岸田政権の“デジタル田園都市国家構想”もこうした動きを後押しするものともいえます。このような動きを背景に、全国各地の自治体でスマートシティに関連した様々な取り組みが“実証実験”というかたちで推進されています。しかし、“スマートシティ”という言葉やコンセプトだけが先行し、実証からなかなか実装にすすめていない地域がほとんどであり、市民の理解もすすまず、市民生活の向上にはまだ至っていないのが現状です。
コンサルティング各社は、このような状況を打開すべくさまざまな活動を行ってきていますが、まだまだ道半ばです。KPMGコンサルティングでは、このような状況を踏まえ、2020年にスマートシティチームを再組織化し、スマートシティ化による市民目線の都市のアップグレードの支援と、コンサルティング会社を含む民間企業の適切な利益バランスをめざした新たなコンサルティングサービスの実現に取り組んでいます。
そのために、国の支援策も活用しながら、全国各地の自治体のスマートシティの取り組みの支援、計画策定、組織化、資金調達、実装に至る持続的運営支援、スマートシティに関連した民間企業の事業化支援に取り組んでいきます。
●Business Innovationユニットのミッション
社会課題に向き合い、(クライアントの相談・課題起点ではなく)マーケットインの発想で、「従来型のコンサルティングモデル」を超えた「新たな価値提供モデル」「ビジネスモデル」を探索し、生み出していくこと
職務内容
スマートシティ関連領域で、国・自治体、民間企業向けに以下のようなサービス提供を行います。
・スマートシティ関連調査・全体構想策定
(例)スマートシティ導入可能性調査、スマートシティ全体構想策定支援、事業パートナーリング支援 など
・スマートシティ事業計画策定
(例)スマートシティ事業計画策定、スマートシティサービス実証支援、スマートシティサービス導入支援、スマートシティ法制度・規制関連調査、スマートシティファイナンスモデル検討 など
・スマートシティ構築支援
(例)スマートシティインフラ(都市OS、データ連携基盤、地域通貨システム、ローカル5G等)開発支援、スマートシティサービス開発支援(モビリティサービス開発支援等)、スマートシティサービス実装支援(推進主体設立、ファイナンス支援) など
・スマートシティ運用・展開支援
(例)スマートシティ関連システム運用支援、スマートシティサービス輸出・展開支援 など
役割および責任
原則マネジャー職以上でのエリア担当/ソリューション担当のいずれか、もしくは両方での採用を想定しております。
エリア担当としてスマートシティ領域全般について、首長/部長クラスとコミュニケーションを取り、地域課題を理解、スマートシティ実現の仮説を構築し、KPMG他部門とも協業し解決策を提示し、プロジェクトチームの組成・運営ができること、ま た多様な主体が参画する複雑度の高いプロジェクトのプロジェクトマネジャーをハンズオンで実施し、継続または関連案件の開拓ができることが期待されます。
ソリューション担当として、スマートシティ領域のソリューション全般について、各地域や各企業の部課長クラスとコミュニケーションを取り、課題を理解、スマートシティへの適用の仮説を構築し、KPMG他部門とも協業し解決策を提示し、プロジェクトチームの組成・運営ができること、また多様な主体が参画する複雑度の高いプロジェクトのプロジェクトマネジャーをハンズオンで実施し、新たなソリューションテーマの開拓ができることが期待されます。
求める職位:マネジャー/シニアコンサルタント/コンサルタント
外資コンサルティング会社 Big4