非公開
■募集背景
当社ではランキングと口コミで探せる飲食店検索サービスを運営しております。
現在国内では圧倒的なユーザー数を有する当サービスですが、
今後は「テクノロジーを活用したプロダクトを通じて食領域の課題を本質的に解決し、食 領域の未来をつくる」ことを目指し、
オンライン予約を筆頭にさらなる機能拡充や、新規事業への挑戦を行っています。
しかし、国内では圧倒的なサービスでありながらも、グローバル視点では脅威となるサービスが数多く存在します。
それらの企業と競争し、勝ち抜いて いくためには優れたプロダクトデザインと、
それを支える高度なエンジニアリングが必要です。
今後も圧倒的な業界トップを目指すべく、第二創業期としてビジネス・エンジニアリングともに
再構築が必要なタイミングを迎えています。
こちらのSPIエンジニアでは、今後も高品質なサービスを
お客様へ届け続けるためのソフトウェアプロセス改善を推進いただける方を募集しています。
食べログでは企画部門とシステム部門が一体となって
サービス品質向上のための新機能開発や機能改善の小さなサイクルを爆速で回す文化があります。
このサービス品質の改善サイクルをソフトウェア開発のプロセス品質として
可視化したりボトルネックを分析し改善することで、
持続的なサービス成長可能なソフトウェアプロセスの実現に取り組んでいただきます。
■Developer Productivityチームミッションと今後の取り組み
Developer Productivityチームは「開発サイクルのフィードバックを素早く、
リッチにすることで最高の開発・テスト体験を実現する」をミッションとし2021年6月から活動を開始しています。
これまでは、
・自動テストユニット:開発サイクルのE2Eテストを自動化するための基盤の整備
・QAユニット:開発チーム内のインプロセスQAとしてのテスト実施やシフトレフトなどの活動
・開発基盤ユニット:開発/テスト環境のモダン化と自動化
の3つのチームがそれぞれの領域で生産性の改善に取り組んできました。
これまでは特に自動化によるテストやインフラ効率化などの手動業務の効率化に対し取り組んできましたが、
新しくソフトウェアプロセス改善(SPI)に取り組むチームを立ち上げます。
食べログのサービス改善や新機能追加のための開発サイクルのプロセス品質の品質ダッシュボードによる可視化や、
分析結果にもとづくプロセス改善施作の実行などに取り組んでいただきます。
■お任せしたい業務内容
月間UU数1億人を超えるレストラン検索・予約サイトのソフトウェアプロセス改善(SPI)をお任せします。
【具体的な業務内容】
■食べログの開発/品質保証チームへの品質ダッシュボードの導入、整備
食べログのシステム開発/品質保証に関する様々なメトリクス見える化のための品質ダッシュボードの導入と整備
メトリクス
・Four keys (開発のリードタイムや障害発生率などの開発生産性)
・品質保証メトリクス(テスト観点カバレッジや欠陥検出率など)
・自動テスト品質(Flakyテスト率、テスト実行時間など)
*品質ダッシュボードの取り組みについては、2022年の緊急Quesでも発表しておりますのでご参考にななさってください。
【業務の進め方】
業務は1週間スプリントのScalable Scrumで進めています。
月曜日にスプリント計画を実施しその週に実施するエピックとタスクを定義し、
月曜日から木曜日までそれらのタスクを完成させるため設計や実装などを行います。
金曜日には完成した成果のデモを行いフィードバックをしつつ成果を称え合います。
また、1週間の活動についてFun! Done! Learn!で振り返りを実施しています。
自主性の高いスクラムチームとなっており、開発するインフラや基盤のエピックについても
ユニットリーダーやテックリードからのサポートを受けつつ担当者自らがエピックオーナーとなり、
要件定義や設計、期限を定義する場合が多いです。
■技術スタック
品質ダッシュボード:Tableau, BigQuery
CI: Circle CI
食べログシステム:Ruby on Rails + MySQL
■想定されるキャリアパス
食べログでは、上級専門職またはエンジニアリングマネージャーとしてのキャリアを将来的にお願いします。
・食べログのソフトウェアプロセス改善についての上級専門職(テックリード)
-アジャイルやFour keysなどのプロセス改善の世の中のトレンドをキャッチアップし、一歩先を行く施策の検討
・エンジニアリングマネージャー
-数名のエンジニアリングチームのマネージャー
■仕事の面白み
【OKR】
チーム目標の設定にはシリコンバレー式のOKRを採用しており、
アウトカムに集中することとスピード感を持って挑戦することがチームの文化となっています。
開発者に「生産性の向上」というアウトカムを提供するためにとことん議論をし、
時には「これは実現できないかも」と尻込みするような高い目標についても、積極的に挑戦しています。
【ソフトウェアプロセス改善を通した組織成長への貢献】
食べログのサービス成長に伴い、システム部門の組織力の大幅な強化が求められている局面です。
これまでのシステム部門は「俗人的な個人技の集まり」としての側面がありましたが、
システム部門の人数も150名以上に増えたことにより
「組織としての生産性やアウトカムを最大化するための仕組みづくり」が重要となってきています。
そういった仕組みづくりのkey factorとして食べログではソフトウェアプロセス改善に取り組み始めています。
ソフトウェアプロセス改善の取り組みが個々のプロジェクトの生産性の改善だけでなく、
組織成長へダイレクトに貢献することができるやりがいの大きなフェーズです。
【社外コミュニティとの連携や社外カンファレンス登壇】
食べログのDeveloper Productivityチームのメンバーはソフトウェアプロセス改善に関する社外コミュニティ(SQiPのソフトウェア品質管理研究会やアジャイルSQC研究部会など)に参画し、社外のエキスパートと一緒にアジャイル時代のソフトウェアプロセス改善について議論しています。また、食べログでのソフトウェアプロセス改善の取り組みについて今後社外カンファレンスなどで登壇し発信していきます。
■求める人物像
・開発チームメンバーやQAチームメンバーとのコミュニケーションが好きな方
・よりよい開発プロセスやQAプロセスについて開発者やQAメンバーと同じ目線で一緒に議論できる方
・複数の部署間での課題発見や改善施策の立案などの調整が得意な方
・100%の確証の持てない課題にも積極的に取り組むチャレンジ精神のある方
・小さい成功を積み重ねて大きな成功に導くことに喜びを感じれる方