パナソニックインダストリー株式会社
●プロセスデバイス革新センターのミッション
・パナソニック インダストリー株式会社は、情報通信インフラ、工場省人化、車載CASEを注力分野として、多様なデバイステクノロジーで社会に貢献することを目指しています。プロセスデバイス革新センターは当社のR&Dセンターとして、モノづくりを支える基盤技術の革新を通じ、自社製品群の競争力強化に貢献することをミッションとしています。
●システム技術開発部のミッション
・事業部門と連携して、新規デバイスや新規開発手法、新機能を開発することをミッションとしています。5年から10年先の世の中の動きを先読みし、お客様のお困りごとを解決する先行的な技術開発に取り組んでいます。(本募集職種に関わりの深い電子部品、電子材料は、キャパシタ、インダクタ、抵抗器、回路基板などになります)
●募集背景
社会インフラ、IOT、そして自動車業界におけるCASEなど、社会全体の変化のスピードが加速しており、その根幹となる電子部品、電子材料事業が果たすべき役割は一層大きくなると共に、更なる加速が求められています。当社は電子部品、電子材料のトップベンダーとして、自動車分野を中心に発展・進化を続けているモデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)技術を電子部品、電子材料の分野に適用し、魅力ある製品をいち早く市場に投入することにチャレンジしています。この実現のために、開発手法の革新や開発の更なる効率化を共に進めていただける人材を募集します。
●担当業務と役割
・主な担当業務は、モデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)を活用した電子部品、電子材料の先行開発です。
・標準的な手法やツールを用いるのみのモデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)ではなく、システム視点で根本課題を追及し、その解決に必要な手法やツールの選定・構築・運用を行います。
・お客様や事業部の課題を先回りして、課題解決策や新規設計の提案を行い、開発効率の向上を図ると共に、その活動を当社の様々なデバイス開発に適用・浸透させることで、全社の技術力向上や利益創出に貢献していきます。
・職場のリーダとして若いメンバーを指導し、お客様や事業部との折衝を行いながら、主体的に開発を推進していただくことを期待しています。
・キャリアとして幅広い経験や行動力を発揮して、研究開発だけではなく職場風土の活性化と言う観点からも職場に新たな風を巻き起こして頂くことを期待しています。
●具体的な仕事内容
・モデルベース開発(MBD)やシミュレーション(CAE)を活用して当社のキャパシタ、インダクタ、抵抗器、回路基板といった部品、材料の設計、製造プロセス開発や手法開発に取り組みます。
・設計、製造の根本課題を追及、整理するために、事業部門を含む関連部門との密なコミュニケーションにより、連携、折衝、調整を行います。
・課題解決のため、どのような手法、シミュレーション(CAE)技術を導入するかのプランニングを行います。
・設計、製造のシミュレーション(CAE)に用いるパラメータの中で、設計現場や製造現場から上がってくるデータだけで得られないものを実験や解析を駆使してデータ構築を行います。
・先行的な開発で得た知見やノウハウ、開発手法や開発プロセスをドキュメント化し、全社に展開すると共に、特許出願や学会発表も積極的に取り組みます。
●この仕事を通じて得られること
・社会進化を支えるキーアイテムである電子部品や電子材料の性能、機能、価格に直結する研究開発を通じて、自身の頑張りが、社会の進化を加速させる実感を得ることができます。
・研究開発から事業部との連携までどの開発フェーズでも自分の思いや行動次第で活動の範囲を拡大することができ、モノづくりの様々な経験をすることができます。
・システム視点で様々な製品を整理することで、電子部品・電子材料を深く理解し、ロジカル思考を体得することが可能になります。
・様々な製品に対して新たな技術の構築やソフトウエアの導入提案を経験するとともに、R&Dのエキスパートと交流することもでき、技術者としての幅を広げ、専門性を高めることが出来ます。
・最適化手法、機械学習など、異なる知識・経験に対して意欲のある方は、シミュレーション(CAE)技術と組合わせた、より高度な仮想設計技術構築の機会もあります。
●職場の雰囲気
・フレックスタイム制、在宅勤務の活用など、時間・場所に縛られない裁量性の高い働き方ができます。
・20代から50代までの幅広い年代の多様なバックグラウンドを持つ技術者が、立場に関係なくフラットな議論を積極的に行い、お互いを高め合える職場です。
・事業部門との意見交換の場も多く、開発技術の効果を体感しやすい職場です。
・新しく参画した仲間の意見や考え方が、職場をよりよく変えていくために貴重なものと考える職場です。
●キャリアパス
・開発の上流から下流までの広範囲な研究開発を通じて、デバイスに精通した業界トップレベルの技術者になれるチャンスがあります。
・大学や研究機関との連携・共同研究も積極的に実施しており、学会発表や論文発表なども可能です。得られたスキルをいかした学位、資格等の取得もサポートします。
・様々な関係者との連携を通じた強いヒューマンネットワークの獲得と、プロジェクトの推進を通じてリーダ、マネージャとしてのスキルアップができる機会があります。