パナソニックコネクト株式会社
●レーザソリューション開発部のミッション
【プロセスオートメーション事業部とは】
パナソニック コネクトの成長事業の中核を担う、実装・半導体FPD製造、溶接・レーザ加工などのプロセス技術を組み込んだ装置と、IoT・M2Mを中心とするデジタル技術とのシナジーで、製造業のお客様に向けて新たなソリューションを創造しております。
【DDL事業開発センター レーザソリューション開発部とは】
各国政府が推進するグリーントランスフォーメーションの加速に伴い、xEVをはじめとしたモビリティ機器の省エネ性能ならびに航続距離の向上を目指して、駆動用モータ・二次電池・パワー制御ユニットといった各種電子機器や電子デバイスの高効率化・小型化の開発が加速しています。こうした電子機器や電子デバイスには、電気的信頼性や導電性の高さを期待し銅材料が多く使用されています。銅加工では、生産性や加工品質などを考慮し、生産工程ではレーザ工法の採用が拡がりつつありますが、現在のレーザ加工では赤外線波長が多く導入されており、銅材料に対する光吸収率が低く、量産工程で期待される加工品質の確保や生産性の向上が依然として課題です。現在、可視光線波長を搭載したレーザ加工機の早期実用化への期待が高まっており、当社は、ダイレクトダイオードレーザ(以下DDL)の波長合成技術を活用した高ビーム品質で高出力発振が可能な青色DDLを搭載したレーザ発振器を開発中です。レーザ技術で熱加工プロセスに“イノベーション”を起こし、業界をリード&標準化することで、お客様の課題を解決し経営貢献することがミッションです。
●募集背景
お客様が生産活動に集中できる環境を提供する、ダウンタイムの短いレーザ発振器が求められています。従来のレーザ発振器から新しい制御プラットフォームを実現するには、基板、発振器等の開発力を強化するため、募集します。
●具体的な仕事内容
次期レーザ発振器における制御システムの開発をご担当いただきます。
仕様検討から携わり、基板設計および試作評価を行います。
開発した基板はレーザ発振器に搭載し、他ユニットメンバーとともに信頼性評価を行い、量産化へ引き継ぎます。
尚、米国の開発部門と開発連携するため、基本は英語でのメール対応を行います。また、半年から1年に一度の出張時には技術的なディスカッションを行います。
・メインで任せる業務範囲:先行開発・設計、量産開発・設計、試作および評価
・業務種別:仕様検討、構想設計、回路設計、レイアウト設計、評価・実験
・分野:電気回路設計(アナログ/デジタル)、電気設計(PLC)
・対象商品:レーザ発振器内の各制御ユニット
●職場の雰囲気
・開発メンバーの半数は他事業部からの異動者で、また年代も幅広いです。年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談を行うことが可能な活発な組織です。
・開発上の課題はメンバーで共有できる時間を設けて、一緒に対応策を考えていくなど、チームワークを大切にしています。
・勤務形態としては、業務効率の最大化を目的とし、リモートワークと出社のハイブリットのスタイルでの勤務を行えます。
●キャリアパス
23年度4月よりメンバーシップ型からジョブ型雇用に移行し、ご自身のキャリアをより主体的に選択できるようになりました。パナソニックグループALLにチャレンジできる社内公募制度、社員が自律的に学習可能な「Udemy Business」の導入、MBA派遣プログラム、語学力向上プログラムなど、社員一人一人の成長を後押しする制度を充実させております。