パナソニック株式会社
●技術部門のミッション
・世界的に脱炭素の流れが加速し、多くの地域で化石燃料を用いた暖房や給湯からヒートポンプを用いた暖房や給湯へシフトすることによる、大幅なCO2削減の取組みが活発化しています。
家庭での消費電力はエアコンや冷蔵庫がトップであり、2050年には現在の約2倍の電力が必要と言われています。
・ヒートポンプを支えるキーデバイスであるコンプレッサーは、エアコンでは約80%のエネルギーを消費し、省エネ実現に大きなインパクトが有ります。
・当社のコンプレッサー事業は、環境配慮型の低GWPや省エネ性能の高い商品を販売することにより、脱炭素社会への貢献を目指しています。
●モータ開発課のミッション
・コンプレッサーにおけるモータは圧縮のための動力源であり、効率、コスト、振動騒音などを決める重要な要素部品です。当課では要素技術開発を行い、材料・設備メーカーから自社工場まで幅広く連携し量産化することがモータ開発課のミッションとなります。
●募集背景
世界的に脱炭素の流れが加速し、多くの地域で火を用いた暖房や給湯からヒートポンプを用いた暖房や給湯へシフトすることによる大幅なCO2削減の取組みが活発化しています。
また家庭での消費電力はエアコンや冷蔵庫がトップであり、2050年には現在の約2倍の電力が必要と言われています。
コンプレッサーはヒートポンプを支えるキーデバイスです。例えばエアコンでは約80%のエネルギーを消費し、省エネ実現に大きな影響を持ちます。我々はコンプレッサーや断熱材の開発製造を通じ、社会に貢献し続けるための要素技術開発を更に加速していかなければなりません。そのために、新たな視点や経験を持った設計開発人材を求めています。
●担当業務と役割
・主な担当業務は、コンプレッサーに搭載されるモータの「要素技術開発」「構造設計」「量産化」「工場立ち上げ」となります。
・モータはコンプレッサーの効率、コストを決める重要な要素部品です。現在の効率は80%を優に越え、僅かな製造ばらつきでも大きく特性が変わるため、設備メーカや工場とも密接に連携必要です。
・顧客はコンプレッサー設計部隊となりますが、冷熱サイクル設計やモータ制御部門などと協力した業務推進が必要です。
・モータ設計者に求められるものは技術開発だけでなく、使用される条件に応じた最適化、高品質な製造ができる構造設計や設備立ち上げなど商品の上流から量産化に至る幅広い知識・経験のみならず、それを実現する行動力・リーダシップが期待されます。
●具体的な仕事内容
・モータの要素技術開発の中心である滋賀県草津市の技術部門にてモータ設計開発を行っていただきます。
・コンプレッサー用モータの高効率/低コストに向けた要素技術開発と量産化を担当いただき、将来的には1テーマを1人で担当いただきます。
・また海外工場にも設計部門があり、現地技術者との技術交流や、設計指導も業務となります。量産は海外工場のみで行うため、密接な連携が必要となります。
・同じフロアにコンプレッサー設計部門があり、同じ敷地にエアコンや冷蔵庫の設計製造拠点もあるため、顧客と密接に連携し、毎年のモデルチェンジを実現する設計開発を行っていただきます。
●この仕事を通じて得られること
・駆動用モータとして求められる効率は全てのモータの中で最高効率であり、また冷媒の中で用いられるため環境適用性においても最も高いレベルが要求されます。モータ開発設計者としてあらゆる業界で通用する人材に成長していただくことが可能です。
・お客様と密接に連携し、自ら要素開発、量産立ち上げまで幅広く担当いただけます。もちろん、一分野でのスペシャリストになっていただくことも可能です。経験と実績を積み上げながら、キャリアビジョンを意識した仕事を行っていただきたいと考えています。将来的に海外赴任、海外設計責任者になっていただくことも可能です。
・新パナソニック株式会社の中で特に重点事業である「空調・空質」事業に深く関わっていただくことにより、会社を支えるコア人材となっていただきたいと考えています。
●職場の雰囲気
・同じ部内にコンプレッサー設計部隊やお客様に対するシステムサポート部隊もおり、相互連携によりスピード感をもった開発推進を行っていただけます。
・チームは事業部外から異動、中途入社のメンバーも在籍しており、困ったときの相談などもしやすい組織です。
・実験室や試作部門も隣接した建屋にあります。海外拠点とのやり取りはテレビ会議やオンライン会議、出張を通して行います。
・テーマは基本的に1人で担当いただきますが、難易度に応じて複数で担当いただくこともあります。
・出社/在宅勤務については個人の要望に応じて調整することが可能です。
●キャリアパス
・要素開発から量産立ち上げまで幅広く担当いただくことが可能で、モータ開発製造に必要な知識・経験を得ることができます。業務を通じ、量産設計、要素技術開発、生産技術開発などのスペシャリストになっていただくことも可能で、様々なキャリアパスを実現していただきやすい環境です。
・海外設計者との連携、海外工場支援などの機会も多くあり、海外経験(特に中国・マレーシア)を積んで頂くことが可能です。将来的に海外拠点での勤務も可能です。