パナソニックインダストリー株式会社
●東京開発室のミッション
「東京開発室」は、電子部品の開発を担っている組織です。withコロナ時代における5G/6Gを中心としたICT社会インフラの急速な進化や、地球規模での環境問題との共生に向けたモビリティの電動化がグローバルで進む中で、その根幹を担う電子部品業界は、大きな成長が見込まれています。次世代の電子部品を支える革新技術の開発に向けて、業界動向・市場要望を捉え、社会の新たな技術と当社の固有技術を融合させ、新しい電子部品の企画・創出や、様々な技術開発、課題解決を図り、中長期の事業成長を牽引することが、私たち「東京開発室」のミッションです。
●ソリューション開発二課のミッション
社内関連部門(技術部門、生産技術部門、営業部門)と連携して、CAE・モデルベースによる製品設計開発や、AI/機械学習等活用したデータ解析、システム・ソフトウエア開発、および、新規開発手法の導入などにより、デジタルトランスフォーメンションを加速、事業部全体にわたる開発効率向上を推進し、中長期の事業成長を支えることが当課のミッションです。
●募集背景
ICTや産業インフラの成長やモビリティの電動化において、電子デバイスは大きな役割を担っており、今後も大きな成長が見込まれます。当事業部が担う電子デバイス事業は、各市場シェアNo.1の商品を多数保有しており、各業界リーディングカンパニーのお客様をはじめとしたグローバルな市場において主要サプライヤです。今後もお客様の挑戦に向き合い、より良い未来を切り拓くパートナーとして、様々なニーズに応えていきます。そのために、多様なテクノロジーにて新しい価値を生み出すことができる仲間、事業成長につなげることができる仲間を募集します。
●担当業務と役割
■担当業務
・電子デバイスに関する「CAE・モデルベースによる設計開発」、「新規CAE・開発手法の導入」、「製品の設計完成度と開発効率の向上」。
■期待する役割
・性能不具合が起こった後の対応だけではなく、開発初期段階での設計完成度を高める仕組みづくりとしてのCAE導入・推進
・市場からは、品質・技術・オペレーション力に長けたデバイスメーカーが求めらているため、CAEなどのデジタルエンジニアリングの重要性を理解し、有効に活用し、事業成長につなげていく技術リーダー
●具体的な仕事内容
・CAE・モデルベース開発を活用した電子デバイスの設計・開発、
・電子デバイスの製品開発現場や国内11製造拠点と連携、製品の設計完成度向上、モノづくりDXの推進
・開発現場だけでの課題解決困難時、課題解決にに向けて、材料・工法など製造プロセスまで含めた必要な検証・実験計画の立案・支援
・開発現場が持つ経験、勘、コツを数値化し、形式知として蓄積・活用(AIやデータ分析の手法に通じた方であれば、「電子デバイス領域のDX担当」としてのスキルを伸ばすことも可能)
・出張頻度 1回程度/月 (国内製造・開発拠点)
●この仕事を通じて得られること
・最先端の技術開発に向き合っていることを実感できます。製品開発の仕事で、未来に対し求められる価値を提供し、同時に開発効率向上を図る仕事で、時間を創造し、新しい価値を生み出します。ご自身の職務における活動が、将来の社会を創造することにつながります。
・社内外の技術部門や国内外を代表する企業との交流、連携を通じ、自身の技術知識や経験、人脈を広げることができます。また営業や製造部門とも関わることで、市場視点から、ものづくり視点までの幅広い知識やそれぞれの考え方、仕事のあり方などを学び、経験することで、ポテンシャルの高い社会人として活躍できる多くの機会を得ることが出来ます。
・自動車産業、ICT、産業インフラなどの世界的な企業と繋がり、SDGsなどグローバルな社会課題を解決できる様々な機器の開発に携わっていることを実感できます。
●職場の雰囲気
・2019年に発足した新しい組織です。メンバーは20代から50代の各世代で、全員が他部門からの異動やキャリア入社の精鋭メンバーです。それぞれが主体的な開発テーマを持って活動しており、年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談を行う活発な組織です。
・JR品川駅から徒歩圏内、天王洲地区での地の利を活かし、東京/関東圏の出張、顧客訪問や日本国内の当社製造拠点などへも出張も必要あればフットワークよく活動できます。
・電源回路や伝送・通信回路系の評価は事務所内で可能。ワークステーションでの回路/電磁界解析も充実しており、必要に応じ関東圏や大阪などの技術部門に出張し、評価・実験を行います。
・フレックス制度やテレワーク勤務も活用しながらワークライフバランスの充実を図っています。
●キャリアパス
・初期配属の部署の仕事にとどまらず、様々な職務を経験いただいて、総合的なスキルを身につけられるキャリアパスを用意しています。
・国内11拠点に限らず、米国や欧州の海外拠点での活動や、アジア圏内に製造拠点を構えています。日本から駐在員もおり、グローバルで活躍できる機会もございます。
・技術開発であれば、社内研究開発部門、製品製造拠点の設計開発部門や工場技術部門、技術支援であれば、欧州、北米などの海外研究部門や重点顧客対応する技術営業へ3年〜5年の技術駐在、営業部門であればマーケティング部門など、幅広い活躍の機会があります。