パナソニック ホールディングス株式会社
●マテリアル応用技術センター6部のミッション
・近年、計算機や計算科学、機械学習分野の発展に伴い、計算機上で材料探索や特性評価を行うマテリアルズ・インフォマティクスが急速に進展してきている。電池材料等の様々な材料開発において、高速かつ低コストで新たな高性能材料の開発を行うアプローチを提供することが、我々のミッションです。
●マテリアル応用技術センター6部2課のミッション
・マテリアル応用技術センター6部2課では、量子論から古典論、マクロまでのシミュレーション技術を繋ぐことで社内で取り扱うデバイス開発を強化する技術、および計算科学と機械学習との融合による新たな材料探索技術による材料開発への貢献をミッションとして活動しております。また量子コンピュータ活用に関する研究開発を進めることも我々のミッションです。
●募集背景
地球環境問題の解決に向けてエネルギー系材料や環境低負荷材料の進化が進む中で、シミュレーション技術を含むマテリアルズ・インフォマティクスはその進展の大きな鍵を握っています。当社の車載向け電池事業をはじめ様々なデバイス事業において今後も更に高性能で高品質な商品を提供し続けて行くために、マテリアルズ・インフォマティクスによるプロセス革新を加速し、新しい価値を生み展開していくための専門のスキル・経験をもった人財を募集します。
●担当業務と役割
・担当する業務は、計算科学(シミュレーション技術)やデータ科学(AI技術)を駆使した新機能材料/デバイスに関する研究開発となります。
・期待する役割は、実験をベースとする様々な材料・デバイス技術者と協働しながら、シミュレーション技術およびテリアルズ・インフォマティクスによる価値創出を通じ、電池を始めとする革新材料およびデバイスの事業貢献を実現することになります。
●具体的な仕事内容
下記のいずれかまたは複数の業務を担当
・第一原理計算、量子化学計算、分子動力学計算やそれらのAI技術融合による新規材料探索
・材料/デバイス開発のためのマルチスケールシミュレーション技術の開発
・デバイスシミュレーションを用いた新規デバイスの開発
・材料・デバイス開発のDXを実現するデータ基盤システムの開発
●この仕事を通じて得られること
・当社事業(車載向け電池事業や各種デバイス事業)に紐づいた実験研究による材料・デバイス開発現場と連携して、材料計算科学に基づくマテリアルズ・インフォマティクスによる新たな材料・デバイス開発の実践経験を積むことができます。また、日本を代表する企業で世界の自動車産業に貢献する貴重な経験を積むこともできます。
●職場の雰囲気
・アカデミアからキャリア入社された高度な専門知識を有する研究者が多数在籍し、様々なバックグラウンドの方が活発に議論・相談を行っている組織です。
・リモートワークを積極的に導入し、多様な働き方に対応できる業務スタイルです。
●キャリアパス
・初期配属の部署の仕事にとどまらず、様々な職務を経験いただいて、総合的なスキルを身につけられるキャリアパスを用意しています。