パナソニックエナジー株式会社
●デジタルモノづくり推進部のミッション
CO2環境問題の高まりから、自然エネルギーを有効活用できるようモビリティの電動化が進み、それに伴い安全性と性能を両立させた高品質な電池の需要が拡大しています。
電池一つ一つの生産プロセスをデジタルの力で品質コントロールし、IoT技術を活用したモノづくりの自動化等で生産効率を高めていくことが、デジタルモノづくり推進部のミッションです。
●生産システム推進課のミッション
和歌山工場は最新のスマートファクトリを具現化した工場で、生産システム(MES)とIoTアーキテクチャを盛込み導入する。
導入された生産システムを軸として、運営と維持管理を主軸に、工場一体の改善サイクルをまわし「可動率の向上と不良率を最小化」させることが、生産システム推進課のミッションです。
●募集背景
世界的に脱炭素の流れが加速する中で、再生可能エネルギーの有効に活用に欠かせないリチウムイオン電池は年30%の成長が続くと予想されています。
一方で、電池は普及のための低価格化と安全性(品質)の両立が求められています。
事業の急拡大、海外展開の場面では、製造現場で十分な熟練作業者を集めることが困難となり、少ない作業者で精度の高い品質管理が必要です。
弊社は、スマートファクトリの実現でこのような課題を克服しようと考えています。
モノづくりへの理解を前提に、最新のスマートファクトリーの運営と維持管理に意欲のある方を募集します。
●担当業務と役割
1.生産実行システム(MES)/工場監視制御システム(SCADA等)/IoT基盤の運用、保守、改善
2.モノづくり観点又はビジネス観点の問題を受けるサービスデスク運用
MESを中心に、システムベンダー、保守サービスベンダー、監視サービスベンダー間を繋ぎ、IT、技術、製造、品質保証、SCM等の社内機能間をインテグレートすることを期待します。
●具体的な仕事内容
MESを中心にリチウムイオン電池工場のスマート化の基盤となる、下記の業務を担って頂きます。
但し、実際に担当して頂く業務範囲はスキルや経歴等によって柔軟に判断します。
1. 工場内の「インフラ設計、サーバ・ミドルウェア、ネットワーク設計・構築」や「HW(ハードウェア)・SW(ソフトウェア)構成管理・運用保守業務、トラブルシューティング、エスカレーション対応」を立案・実行
2. 生産ラインの生産性・歩留まりの向上、生産計画や生産実績の管理・分析、生産ラインの効率化・改善を支援
●この仕事を通じて得られること
・日本国内では遅れていると言われているスマートファクトリの運営を改善を自身の考えと手腕でチャレンジできます。
・自動車向けの世界最先端リチウムイオン電池生産工場のため、厳しい品質管理と生産技術を実感でき、それをIT面で支えることでやりがいがあります。
・市場拡大の中で工場も発展していくため、活躍の場が広がります。
・英語によるコミュニケーションを通じたグローバルプロジェクトの推進の経験が得られます。
●職場の雰囲気
・デジタルモノづくり推進部はデジタル技術で工場を進化するために作られた新しい組織です。新しい組織ゆえに硬直した価値観はなく、新しい技術や考えを取り込もうという気運があります。
・関連部門には、比較的若い世代が多く、中途入社の割合も高いです。年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談を行えます。
・オンライン会議等を活用するためテレワーク率が50%を超える時期もあります。語学力の高い方は、既存北米工場のメンバとオンライン打合せする場合もあります。
●キャリアパス
・初期配属の部署の仕事にとどまらず、適性に応じて様々な職務を経験いただき、総合的なスキルを身につけられるキャリアパスもあります。
・日本のみならず、グローバルなビジネス経験が可能
【実勤務地】和歌山県/紀の川市打田/612-1