JX金属株式会社
【お任せする業務】
高速・大容量通信用デバイスなどに必要とされる結晶材料分野(※)について、マーケット戦略立案を主にご担当いただきます。
※当社が開発を手掛ける高機能結晶材料は、通信用デバイス、赤外線通信(宇宙望遠鏡など)の材料として使用され、光通信や5G/6Gの普及に伴いその需要拡大が見込まれております。また、脱炭素社会の実現に不可欠なパワー半導体の材料、その他イメージセンサーの材料として自動運転(ADAS)や医療(CTスキャン)などの様々な分野での活用が期待されています。
●具体的には
・化合物半導体材料(InP基板、CdZnTe基板)の事業拡大に向けたマーケティング戦略立案
●業務のやりがい
通信用デバイス向けのマーケットを得意とする当社にとって、高速通信網の拡大は追い風ですが、市場におけるプレゼンスをこれまで以上に伸ばしていくための販売戦略が重要になっています。また、高速通信網の拡大に付随してデータセンター向けの需要拡大などの市場変化が見込まれており、これまでと異なるアプローチによるマーケティング戦略を打ち出す必要があります。このように、異なるマーケットに対して様々なアプローチを考えていただく業務です。
また、結晶材料推進室は、既存製品の拡大だけではなく新規事業の獲得も通じた新たな事業ポートフォリオを構築するミッションを背負っており、個別製品だけではなく事業戦略全体に関わっていただく機会もあります。
入社後は、OJTや研修などを通して製品特性やマーケット環境の知識はもちろん、事業運営全般に係る知識を習得していただく機会もあります。
【当部門について】
結晶材料分野における、今後の事業規模拡大を見据え、既存事業の拡大戦略の企画・実行支援と次世代材料開発の推進を一元的に担う新組織として2021年に設立された新しい部門です。
【採用背景】
当社では、従前より光デバイスに用いる化合物半導体基板をはじめとする結晶材料製品の生産・供給を行っておりましたが、今後、高機能な結晶材料は、「6G」時代におけるデータ通信の大幅な増加および高度なセンシング技術の実用化に不可欠な受発光素子や、脱炭素社会の実現に不可欠なパワー半導体など、様々な分野で今後ますます需要が伸びていくことが予想されます。
こうした中で、当部門では、既存の結晶材料事業の拡大に向けた戦略の企画や実行支援と、次世代材料開発の推進を進めており、材料分野における開発経験や技術的知見、また、同分野で事業推進した経験など、強みをお持ちの方をお迎えし、結晶材料事業の拡大および、新規事業の創出をしていきたいと考えております。
フォーカス事業である下流(機能材料事業、薄膜材料事業)や新規事業開発に力を入れています。