デンカ株式会社
工場内の研究開発部署にて、PVAの研究開発、生産技術検討 および 技術を活かした新規事業創出にも携わる業務です。
高分子化学及び生産プロセス分野における専門知識と経験を活かしてご活躍いただけます。
■開発製品について
ポリビニルアルコール(PVA)は、水溶性、接着力、機械的強度、ガスバリア性、耐候性等の優れた性能から様々な用途で使用され
需要の高い製品です。
主な用途としては接着剤や、バインダー、FRP成型などの離型剤、コンタクトレンズ装着薬、錠剤製造の結合剤、界面活性剤、エマルション系接着剤製造の乳化剤など様々な製造過程に使用されています。
また、ビニロン繊維、偏光フィルムの原料、液状のり・郵便切手の接着主成分、製剤研究のための細胞培養液など生活のさまざまな場面に用いられているなくてはならない化成品です。
■採用背景
全社経営計画に則り、化成品(ポリビニルアルコール)事業は高付加価値事業への転換を図っています。
そのためには新規製品の提案、開発、立上げが喫緊の課題であり、当該業務の推進のための増員するため募集を開始しました。
■配属先
ポリマーソリューション部門 有機材料研究部 PVAグループ
組織構成: 40代部長1名、40代課長2名、メンバー46名
有機材料研究部のミッション:
『化学の力で世界をより良くするスペシャリストになる』のパーパスのもと、当社既存製品の研究開発を通じて、
顧客ニーズを満たすスペシャリティ製品を開発し、高付加価値用途への展開を図るとともに、
新規製品の提案、開発、立上げを行う。
また、ポリビニルアルコール クロロプレンゴムで培った基盤技術から新規事業の創出を行う。
■入社後のキャリアパス
入社後~5年程度:青海工場有機材料研究部にて研究開発業務に従事。
入社5年~10年程度:希望と適性を考慮しながら、他部門・他工場の樹脂開発関係研究部門、または製造部門等に異動しさらに経験を積み重ねていく。
それ以降:管理職として、グループ全体の研究開発業務管理や、部下の育成を行う。
■当社の魅力:
・2015年に100周年を迎えた日本でも有数の歴史ある化学メーカーです。当社は同業他社に比べ幅広い事業領域をカバーしており、景気の変動を受けづらい安定した事業体制が強みです。特にライフサイエンス分野でもワクチンや診断薬で高い実績を上げており、M&A(2015年度2社)や設備投資(200億円以上)も積極的に推進しているためグローバルでの事業成長が見込まれます。
・1915年5月に設立し、無機、有機の工業原料から土木建築材料、電子材料、食品包装材料、医薬に至る幅広い分野で事業を展開して参りました。
・経営計画「Denka Up-Value」では事業ポートフォリオとして「高付加価値インフラ」「ヘルスケア」「エネルギー・環境」の3つに重点を置いています。
・合成ゴム、樹脂に強みを持つ創業100年以上の化学メーカー
・スチレン系機能樹脂製品において世界トップレベルの技術を有する
・様々な重合技術、樹脂加工技術に触れることで研究者として成長できる職場
・同社の樹脂加工製品は大手コンビニエンスストアへも採用されるなど身近な場面で役立っている実感があります
・シートのみならず、様々な樹脂加工製品を製造しています。様々な樹脂加工技術に触れることで研究者として成長できる職場があります