非公開
■募集の背景
サイクロトロン方式の陽子線においては、実照射に利用されているビームの利用効率はわずか2%であり、98%は捨てている。これは加速器のエネルギーは固定で、デグレーダを制御して照射エネルギーを制御しているためである。加速器を可変エネルギー化することで、ビームの利用効率を100%まで上げる。それによって低放射化を実現し、建屋コストなど下げることができる。可変エネルギー加速器実現のためには、磁場を高速で安定化させる必要があり、高速応答電磁石の開発が必須である。
■配属部門のミッション
超電導磁石の開発
職務内容
■入社後に任せる業務
陽子線10年後商品の可変エネルギー加速器の要素開発。研究機関(KEK)に出向し、共同で高速で応答する超電導電磁石の開発を行います。
■当業務の面白み・魅力
可変エネルギー加速器を有する競合他社はございません。本開発が成功すれば可変エネルギー陽子線加速器を使って競合に対して大きな差別化となります。
■キャリアステップイメージ
入社直後:当社には無い技術であり、この技術を有する研究機関に出向し、教育を受けながら課題を達成いただきます。
5年後以降:開発した高速応答電磁石を使って、エネルギー可変加速器の商品化開発を行っていただきます。
働き方・働く環境
■職場の雰囲気や募集部門のメンバー構成
我々の部門は加速器をベースにした医療機器の開発部門であり、社員は8名。ほとんどが加速器の基本設計技術を有するが、超電導磁石の設計能力が無い。
■出張頻度・出張先
研究機関
■テレワーク頻度
リモート可:リモートワークでの勤務が週2日以下