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【職務内容】
■電子顕微鏡の要素技術開発や製品開発に従事し、主にナノメートル精度で制御する5軸以上の「ステージ機構」、顧客解析ワークフローを完全自動化するための「搬送装置」、フロントローディングのための「解析主導設計」などに対する、ハードウェア設計やシステム設計に携わって頂きます。
<具体的にお任せする業務>
①お客様からのご要望に対する機能仕様への落とし込みおよび構想設計
②CADによる機構系設計や構造解析
③自動化に必要な制御精度や信頼性を確保するための、駆動部やセンサ部を含めたシステム設計
④開発品の性能評価(機構系ユニットからシステム全体まで)
⑤製品適用業務(製品型式の認定試験への対応や、取扱説明書作成などのドキュメント化業務)
例:・ステッピングモータやガイドレールを用いた駆動系設計
・搬送信頼性を確保するためのモータやセンサの制御システムの設計
・真空内搬送機構の設計
【採用背景】
■当該部署の“解析システム第一設計部”が所属する“コアテクノロジー&ソリューション事業統括本部”は、「解析・分析のコア技術を起点とした新たな柱事業を創る 」というビジョンを掲げています。
■日立ハイテクの大きな柱事業の代表製品である「CD-SEM(半導体のパターン寸法計測に特化した電子顕微鏡システム;世界トップシェア)」は、電子線技術から生み出された専用装置ですが、これらに続く5年後・10年後の新たな柱事業を創るため、本統括本部ではナノテクノロジーをベースとして、基盤となるコア技術(電子線技術、試料加工技術、自動化技術など)を徹底的に磨くという、大きな役割を担っていきます。
■そのため、当該部署では「見る・測る・分析する・加工する」ための技術開発に力を発揮し、社会やお客様の課題解決に貢献するソリューションを生み出すことができるエンジニアを求めています。
【業務のやりがい】
■電子顕微鏡は、ミリメートルオーダ(mm)からサブナノメートルオーダ(sub-nm)まで広範囲に試料を観察することができる装置です。
■この電子顕微鏡は、物性物理や材料科学の研究分野だけではなく、半導体の開発・製造や先端材料の開発・製造・品質管理などの産業分野、そして感染症の原因となるウイルスの観察などを行う医学・生物分野や、小惑星イトカワから採取した微粒子の観察などを行う宇宙の研究開発分野にいたるまで、様々な分野で幅広く活用されています。
■「見えないものを見る、測れないものを測る、分析できないものを分析する」を実現するために、より高性能で、より高機能で、より使い勝手のよい電子顕微鏡を開発して世の中に提供することで、世界の人々の幸福に貢献しています。
【配属組織について】
電子顕微鏡の設計開発を担当する20~30名のグループに配属となります。
グループのメンバは、最先端の技術に興味を持ちつつ、常にお客様の業務やワークフローなども意識し、より高性能でより使い勝手のよい電子顕微鏡の開発に取り組んでいます。
【働き方】
・電子顕微鏡のハードウェア開発はモノを相手に実験や評価を行うことが多いため、事業所(実験室がある工場)に出社して業務を行うことが多いです。
・構想設計、シミュレーション、CAD/CAE、ドキュメント作成等は、在宅勤務での業務も可能です。
※目安:週4日出社、週1日リモートワーク等、業務の状況に併せて出社、在宅で勤務いただきます。
【教育・育成支援】
・入社後すぐは先輩社員のもとOJTを実施していただきますので、中途入社でも安心してご入社いただけます。
・キャリア入社者向け育成プログラム、階層別研修、集合研修、外部講座受講による自己開発(費用会社負担)など、日立ハイテクには多種多様な教育・育成支援制度が設けられています。
【日立ハイテクについて】
当社は安定的な経営基盤を誇る日立グループの中でもメーカーと商社の機能を併せ持つ稀有な企業であり、製造、販売、サービスまでを一貫して手掛けることであらゆる顧客ニーズに応えられる強みを有しています。「見る・測る・分析する」のコア技術を基盤に、医用・バイオ分析装置、半導体検査装置、半導体製造装置、先端産業や社会インフラのソリューション事業等、最先端分野でリーディングカンパニーとして事業を展開しています。
“ハイテクプロセスをシンプルに”という企業ビジョンと共に更なる成長を目指して、積極的な研究開発、設備投資、事業投資を行っています。
【オフィス・会社紹介について】
・参考動画
※Youtubeの当社公式アカウント[Hitachi High-Tech TV]では
オフィス紹介動画等も投稿しております。
参考情報:働き方やダイバーシティ推進、社員の声について
・数字でわかる!日立ハイテク
・ダイバーシティについて
・社員インタビュー
【マリンサイトについて】
AIやIoTの実用化、5G対応の進展でデータ通信量は飛躍的に増加しており、SNS、動画配信サービスの普及や在宅勤務、オンライン授業の浸透により、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの需要も活性化しております。
また、データ通信を支えるデータセンターや基地局への投資も積極的に行われ、さらに、EVや自動運転など自動車関連向けにも半導体デバイスの需要は広がっており、半導体関連市場は今後も大いに成長・拡大することが見込まれます。
このような市場環境の中、日立ハイテクの主要生産拠点である那珂地区近郊の常陸那珂工業団地内に、半導体製造装置を中心とした主力製品の生産能力拡充と、多様な製品ラインアップを実現する開発環境の構築を目的とした、マリンサイトが竣工しました。マリンサイトの概要および主な特長は以下の通りです。
<主な特長>
DX推進による高効率・安定生産体制の構築と製品・ソリューション開発環境の充実
再生可能エネルギーによる運営でCO2排出ゼロ、脱炭素社会の実現に貢献
新入社員主導のプロジェクトにより屋上に巨大QRコードを作成
【ひたちなか市の環境について】
・ひたちなか市は東京駅から電車で約1時間。都市開発も進んでおり、大型ショッピング施設、映画館、遊園地、海水浴場、ゴルフ場等のレジャー施設が豊富にあります。
・新しい住宅街が増加しており、豊かな自然環境と快適なライフスタイル環境はひとり暮らしの方にとってはもちろん、ご家族での生活や子育てにも最適です。
参考動画:《ひたちなかの暮らし》~ひたちなか市に転居してきた社員とその奥様に聞きました~
【業務内容変更の範囲】会社の定める業務