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【職務内容】
■入社後に任せる業務
安全保障貿易管理の統括部門として、当社グループ全体の体制整備・強化・改善、およびスキル向上を目的とした以下の業務を担当いただきます。
1.事業部門から申請される輸出取引案件の審査(該非判定の妥当性確認、リスク払拭の程度確認等。中国を仕向地とした案件が6割超)
2.事業部門の輸出管理業務に対する監査(担当事業部門をもち、監査後の改善計画実践フォローも含む)
3.国内拠点での輸出管理講習会の講師担当(年間のべ7、8コマを担当)
4.事業部門に対する制度や仕組み構築に関する指導(自発的に現場へ赴き、生の声を聞きながらともに考えていく)
5.監督官庁等の外部対応(経済産業省、CISTEC、日本機械輸出組合等)、
上記に関して配属部門での育成期間を経て、2〜3年後には国内の拠点や支社(愛媛、大阪、横須賀、千葉)で、各拠点の事業部門に対する指導・フォローを行う。
■当業務の面白み・魅力
1.ガバナンス部門の一つとして会社を守るためのミッションが明確で、その立ち位置を常に感じながら個別案件の審査から全体方針の策定までの広範囲に渡る業務において専門知識を活かすことができます。
2.担当の事業部門を任され、製品やサービスに触れながらルールや仕組み等の構築(制度設計)と、それを守らせる立場での業務や人に関わることができます。
3.業務の全数が明確かつ担当分野とその業務遂行方法が明確であるため、業務負荷を把握しやすく休暇の計画も立てやすい。
4.事業部門の幹部との議論の場に参加できるなど、仕事上で人との出会いが多く、対話中心の仕事ができます。
5.業務遂行にあたり、ファンクショナルアプローチ、シックスシグマ、トヨタ生産方式などの考え方を活用するため、業務の進め方や考え方等において幅広いスキルの基礎知識が習得できます。
■キャリアステップイメージ
入社直後:配属部門にて半年は基礎研修、それと並行してOJTによる経験を積み、この間に当社グループのルールやオペレーションを習得して業務に必要なスキル向上に努めていただきます。並行して、ファンクショナルアプローチ、シックスシグマ、トヨタ生産方式といった手法の基礎を学び、業務に活用できるよう実践を通じ習得していただきます。
遅くとも3年後には、より製品・サービスに近い国内の拠点や支社(愛媛、大阪、横須賀、千葉など)へ赴任(配属部門はそのまま)し、拠点の事業部門に対する指導・フォローを行っていただきます。(赴任先は応相談)
5年後以降:赴任先にて、輸出管理の指導・相談窓口としての中心的な役割を果たしていただく。
(赴任後は、毎月1回は本社へ出張し、全体会議等に出席していただく)
【働き方・働く環境】
■出張頻度・出張先
平均残業時間:月10時間未満(ほぼ残業無し)
年間のべ30日程度の国内宿泊出張あり(1泊から3泊程度で、4月から11月に集中)
■フレックス
制度はあるが、配属部署ではほとんど使っていないのが実態
【募集の背景・配属職場のミッション】
■募集の背景
体制強化のための増員。近年は、輸出管理業務の範囲が経済安全保障の領域にまで広がり、頻繁に改正される各種関連法令をタイムリーに把握し、対応を打ち出すことが求められていますが、総括する事業部門が多いことから、分担して組織力の向上をサポートし、現場によりそって指導できる方を募集いたします。
■配属部門のミッション
安全保障貿易管理(輸出管理)に関する当社グループ(事業部門・関係会社)の統括を推進し、スキルを向上させ、当社グループの製品および技術提供において法令に従った取引を担保し、これらをもって安全保障貿易管理における各種リスクから会社を守る。
1.事業部門・関係会社の輸出管理を本社として管理・統制・監査を実践
2.輸出取引案件の審査
3.該非判定の妥当性確認
4.事業部門の教育、啓蒙、仕組構築補助、グループ全体のルールおよび仕組構築の指導・サポート
5.米国輸出管理規則(EAR)をはじめとする諸外国の法令遵守の確認
住友重機械工業は、1888年(明治21年)、別子銅山で使用する機械・器具の製作と修理を担う「工作方」として創業以来、社会と産業の発展とともに歩んできました。
現在は、一般産業機械から最先端の精密機器、さらに建設機械、船舶、環境プラント機械を事業領域とした総合機械メーカーです。
約100年の伝統の中で培ってきた「モノづくり」の精神は、ナノテクノロジーから巨大構造物まで様々な分野に展開され、「動かし、制御する」確かな技術を駆使することで、豊かな社会づくりに貢献しています。