非公開
【職務内容】
■入社後に任せる業務
1.設計/開発/試験業務
・加速器システムの制御システム設計、設計評価、新製品開発
・機械設計者への設計内容のインプット業務
・装置の仕様検討から詳細設計・性能評価試験までを一貫して担当、または、チームを組んで役割分担し一つの機器に取り組む
・チームによっては国内外の協力会社との協業もあり。関係会社の管理開発を行い、開発完了後には顧客の施設へ実機を持ち込み試験の実施もある
・直接顧客や現地のカスタマーサービス担当者とのやり取りもあるため、設計だけではなく、ユーザーからの直接のフィードバックもある
2.協力会社の進捗・工程管理
・国内外の協力会社への設計発注依頼時の要求仕様策定業務
・協力会社の開発管理業務
■当業務の面白み・魅力
40年以上に及ぶ加速器製造の経験を持ち、加速器技術を生かした応用製品を科学、産業、医療等、各分野の多数の顧客に納入しています。特に医療分野においては、がんの早期発見などに有用なPET検査用の薬剤製造システム、体に優しいがん治療法として脚光を浴びている陽子線治療システムを製造しています。診断・治療の両分野に関連する製品を提供しており、エンジニアとして詳細設計だけにとどまらず、それらを融合した提案を行うことができます。我々の技術の進歩を待っている人がいる醍醐味をエンジニアとして感じることが出来る魅力があります。
■キャリアステップイメージ
入社直後:実際の製品開発・設計に参画していただき、OJTを通して製品開発・設計・維持業務を担当していただきます。いくつかのOJTにより自社製品の特徴を学び、次の製品開発の企画や客先提案・顧客対応が出来る力を身に着けていただきます。それに加えて、個人のスキルに応じた各種の教育プログラムが用意されており、業務上必要な社外の講習会や学術集会に参加して、業界動向や最新技術を学ぶこともできます。
5年後以降:設計・開発業務を中核として担っていただくことを期待します。
【働き方・働く環境】
■出張頻度・出張先
国内が月1回程度,場合により海外出張。
■テレワーク頻度
週1程度(必要に応じて)
■フレックス
あり
【募集の背景・配属職場のミッション】
■募集の背景
厚生労働省「日本における死亡率の年次推移」データによると、1980年から「がん」が死亡率1位になっており、「がん」が国民の健康と生命に重大な問題となっています。住友重機械グループは40年以上に及ぶ加速器製造の経験を持ち、その技術を活かして医療分野において国内初となる陽子線治療システムを国立がん研究センター東病院殿に納入し、1998年以来治療で使用されています。また、病院併設型の中性子捕捉療法(BNCT)システムとして世界で初めて南東北病院殿に設置され、治療が開始されています。これらの装置を構成する制御システムに関する開発・設計の経験・スキルを持った人財を募集いたします。
■配属部門のミッション
住友重機械グループで取扱っている医療機器の制御システムを開発している。ソフトウェアとしてはセンサーや電源を取り扱う下位から装置の操作を行う上位までの制御系を担当しています。ハードウェアとしては、制御盤・配線設計を行います。