パナソニック株式会社
●ヒューマンインフォマティクス技術部のミッション
・国の豊かさを測る物差しとして、GDP(国内総生産)を補う指標として、実感できる豊かさであるGDW(国内総充実:Gross Domestic Well-being)の活用が検討されるなど、ウェルビーイングへの重視が高まっています。持続的ウェルビーイングを実現する空間構築ソリューションの基盤技術を開発し、社会の要請に空間で応えるのが、私たちヒューマンインフォマティクス技術部のミッションです。
●オフィスソリューション開発課のミッション
ワーカーの行動や意図を理解し、皆が本領を発揮できるような働く環境づくり(可視化や介入制御)を行うのが課のミッションです。事業部門と連携してニーズ調査から行い、企画から開発までを推進することもできます。
●募集背景
世界的に労働人口が減っていく中で、人的資本経営の観点からも「生産性を高める働き方」に注目が集まっています。当社は人起点でのWell-beingなオフィス環境を実現する設計・設備提案で、市場ニーズに応えていきます。具体的には、人間工学や心理学に基づく「ヒトを理解する技術」を用いた働き方の可視化により、理想的なオフィス環境を提案することを目指しています。事業化加速に向け、人に関わるセンシングからデータ活用における新たなスキル・経験を備えた人財を募集します。
●担当業務と役割
・主な担当業務は、オフィスで取得したデータ(エリア滞在など)の「活用仮説構築」、「データ分析・仮想カタログの作成」、「受容性評価」です。
・現状を正しく把握するための顧客・関係者への「ヒアリング能力」、ノイズを多く含むオフィスデータの「分析力」、ヒアリングやデータ分析結果からの「仮説構築力」、この3点が、業務推進に求められています。
・顕在化しているお困りごとだけでなく、潜在的なニーズ発掘も必要となるため、目的意識をもって、仮説検証(場合によっては小規模PoC)のサイクルを回して頂く役割です。
●具体的な仕事内容
・分析業務や仮説構築は、主に門真で行い、ヒアリングや検証は、オンライン会議または、東京などへの出張にて実施する場合もあります。
・現状(202403現在)では、門真と社外で位置情報と環境情報の取得を行っています。社外での実証の場合は、想定顧客となる方へのヒアリングを実施し、事業部とも相談しながら取得データや分析方向性を策定します。そのうえで、計測準備から、データ分析、分析結果の報告や自社商材の提案までをチームとして推進します。
●この仕事を通じて得られること
・ヒアリングやアンケート設計や、ヒトに関連するデータ分析については、課として長年取り組んでいるため多くの技術蓄積があり、これらの分野のスキルを伸ばすことができます。
・業務推進を通じて、健康経営やWELL認証などオフィス空間設計に関わる業界最先端の知識を習得いただけます。
・新規事業向けの研究開発であるため、企画構想から実現性など幅広く経験のできるポジションです。
●職場の雰囲気
・若い世代が多く、新しいものを取り入れ、切磋琢磨(課内勉強会など)しながら仕事を進めている組織です。
・各自が持つ素朴な疑問を持ち寄ることで、理解が深まると考えており、過去のキャッチアップがしやすいです(メンバー内外での相談・議論も盛んです)。
・現場:実証フィールドでないと感覚を掴めないこともあるため、一定量の出社が必要となりますが、ライフスタイルに合わせて調整が可能です(子育て世代も多いこと、それぞれに専門性を持つようにしていること、実証では特にチームで仕事を行う必要があるため、理解や互助体制があります)。
●キャリアパス
・初期配属の部署の仕事にとどまらず、意欲的に学習頂ければ、新規事業構想や、実証などのプロジェクトマネジメント、データ分析など、幅広い分野での活躍が可能です。
【業務内容変更の範囲】当社業務全般