パナソニックエンターテインメント&コミュニケーション株式会社
●光学設計部のミッション
SNSでの配信が多様化する中で動画配信を行う個人クリエイターが年々増加するなどの背景から、小型でありながら質の高い映像作品が撮影可能な撮影機材が求められています。質の高い映像撮影を可能にするには、光を捉え映像データとして記録させるための光学に関する技術が欠かせません。この光学に関する技術を駆使することで撮影機材をお客様であるクリエイターが求める価値に高めていくことが光学設計部のミッションです。具体的には、デジタルカメラ用の交換レンズ等の光学ユニットの商品化に向けて、光学、機構、制御、電気等の技術者が集結し開発設計を行っています。
●光学設計一課のミッション
・交換レンズ等の光学設計および光学系の調整工法開発が光学設計一課のミッションです。また、交換レンズ等の光学ユニットを商品化するための開発リーダーの立場を担うこともあります。
●募集背景
動画撮影を行うクリエイターが増加している一方で、撮影現場で撮影に携わるオペレーターは1名のみ、あるいは省人化される傾向にあります。このため撮影機材には少ない人数でも対応可能な機動性が求められます。このようなニーズに応えるために交換レンズ等の光学ユニットには小型軽量であること、高速かつ正確な焦点合わせが可能であること、手振れ等の振動影響が映像に出ないこと、等の高い性能が求められます。これらを可能にするためには従来よりも高度な光学ユニットの実現が不可欠です。クリエイターのニーズに応えつつ将来に向けた新たな価値を創造していくために、スキル・経験をもった人財を募集します。
●担当業務と役割
・主な担当業務は、交換レンズ等の光学デバイス生産用光学調整設備の機構開発、設備性能評価、工場への設備引き継ぎと量産導入、になります。
構想段階から量産導入まで対応いただきます。
・製造工場の関係者とのコミュニケーションを密にとることが必要になります。製造工場へ出張し、設備導入に立ち会う機会が多い業務となります。
・生産技術動向等を注視し、従来技術に固執することなく常に革新や改善をし続けることも、この仕事の大切な役割です。
●具体的な仕事内容
・3DCAD、2DCADを用いた光学デバイス生産用の光学調整設備に関する機構開発。
・開発設計した設備は実際に組立して動作確認を行った上で各製造工場へ導入していただきます。
・設備仕様検討から製造工場への設備導入までの一連の設備開発を担当いただきます。単純な生産設備メンテナンス業務ではなく、設備の開発業務になります。
●この仕事を通じて得られること
・非常に高精度かつ複雑な生産設備開発を担当いただきますので設計難易度は高いですが、精密機構設計スキルの向上はもちろんのこと関連する光学要素に関する技術的知見も高まりますので、高いレベルの生産設備開発技術者を目指すことができます。
●職場の雰囲気
・リーダークラスにはキャリア入社者も多く、年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談を行うことができる組織です。
・性能評価のための実験や現物確認等の業務が多いため出社する割合が多い業務スタイルとなります。
・製造工場現場確認や課題対応のため出張対応するケースがあります。頻度は状況によって変化します。多い時では週に1回以上のペースで出張する場合があります。
●キャリアパス
・初期配属の部署の仕事にとどまらず、様々な職務を経験いただいて、総合的なスキルを身につけられるキャリアパスを用意しています。