パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
●商品開発部のミッション
エネルギーマネジメントシステムズSBUの保有する熱マネ技術で車室内空調を進化することで人の「移ごごち」、電池温調の最適化で電費向上することで地球の「移ごごち」をデザインする。
快適性と電費の徹底改善により、新たな価値提供と地球環境貢献を目指す。
●開発一課のミッション
BEV, PHEVを代表とする電動車の低温時の電池性能向上および充電性能向上に貢献する車載電池用ヒータの商品開発を通じて、次代の事業の柱を担う
●募集背景
世界的に脱炭素の流れが加速する中で、自動車の電動化はその中でも大きな鍵を握っています。電動車に用いられる車載電池(リチウムイオンバッテリー)は低温下で充放電性能が低下するという課題があり、また車室暖房に関してもエンジンという熱源がないため、電気ヒータを用いて車載電池や車室を温める必要があります。
当社の車載電池用ヒータは電動車の発売開始当初より採用され、10年以上の量産実績があり、今後も当社保有の熱マネ技術・ヒータ技術を活用し、車載電池の高圧化(400Vから800V)に対応し、エンドユーザーの電費改善・充電時間短縮のニーズに応えていきます。そのために高電圧回路設計に関するスキル・経験を持った人財を募集します。
●担当業務と役割
・主な担当業務は、車載電池用ヒータ駆動用の高電圧基板開発になります。
・電動車の車両システムを理解した上で、お客様である自動車メーカー様の開発動向を先読みし、技術目線でお客様のお困り事に対する解決策を提案し、受注に結びつけることが求められます。
●具体的な仕事内容
車載電池用ヒータ駆動用の高電圧基板開発に関する以下の業務等
・設計仕様書作成
・電気回路基板設計
・性能評価、信頼性評価
・開発プロジェクト管理
・設計委託先への指示・管理
●この仕事を通じて得られること
・地球規模での問題に向き合っている実感を得ることができます。車載電池用ヒータの開発を通じて電動車のエネルギーマネジメントを改善し、冬期の航続距離確保や急速充電性能確保といった課題解決に取り組み、電動車の普及に貢献できます。
・日本を代表する企業で、世界の自動車産業に貢献する貴重な経験を積むこともできます。通常、電動車のエンドユーザーは車載電池用ヒータの存在を意識することはなく目立つ商品ではありませんが、逆に違和感を持たずにいつも通り車両を使っていただくための縁の下の力持ちとなる商品です。パナソニックはそんな車載電池用ヒータのパイオニアです。
●職場の雰囲気
・車載電池用ヒータの開発チームは40代前半以下の比較的若いメンバーを中心に、年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談を行う活発な組織です。
・自動車メーカーへの出向・駐在経験を持つメンバーも複数おり、そこで得た知見を職場内に継承しています。
・電気・ソフト・機構設計メンバーが集結しており、お互いの課題を日々共有しながらスピーディーに開発を進めています。
●キャリアパス
・初期配属の部署の仕事にとどまらず、様々な職務を経験いただいて、総合的なスキルを身につけられるキャリアパスを用意しています。