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プロセスシステム製品本部 プロ設計部にて海外の大手半導体デバイスメーカー向けにエッチング装置のプロセス開発、デモ対応業務をご担当いただきます。
微細化が限界に近づいてきた時代で、半導体製造プロセスにおけるエッチング工程の重要性が高まってきております。
顧客が持つ課題に対して、顧客のニーズに合った解決策をタイムリーに提案することで、深い信頼関係を築いていくことをミッションとしています。
具体的には、
・顧客の要求性能に対する既存設備を用いたプロセス条件(レシピ)の最適化
・顧客との仕様打ち合わせ
・納入装置のプロセス改善、改良提案(打ち合わせ)と検証
・新規開発する装置や機能を他部署と共同開発
を担当していただきます。
担当顧客は米国・台湾・韓国のいずれかです。
【業務内容変更の範囲】会社の定める業務
【仕事の魅力】
・日立製作所の研究所を始め日立グループ内の複数部署とプロジェクトチームを結成し、共同で先端技術の開発を行っています。プラズマを発生させる化学反応・温度制御や、特殊なガスの発掘など、何度も実験を重ね、試行錯誤しながら新しい技術を生み出しています。技術に情熱やこだわりを持ったメンバーと一丸となって取り組むことができます。
・世界中の先端技術が集結する環境で技術力や知識を身に付けることができます。求められるレベルは高いですが、
技術者として更なる高みを目指すことができます。
・あくなき技術革新を追求する気概あふれたチームが一体となり課題解決をする醍醐味を味わうことができます。
【働き方】
プロセス条件(レシピ)の考案のため、実機テストの立ち合いが必須となる業務が多いことから、部署としては出社を推奨しています。チーム単位で開発を進めており、昼勤と夜勤をバランスよく配置することで、残業時間の低減を図っています。
※夜勤に関して
・主な勤務時間:17:00~翌日2:00
・頻度:ひと月あたり1~2週間ほど(シフトは週次で交代制)
・主な業務内容:昼勤時と同様、社内のデモ機を用いた実機テスト
【海外出張・駐在について】
出張先:台湾、米国、韓国
出張期間と頻度:1~3か月間の出張が年に1~2回程ございます
出張先での主な業務:現地の海外法人での実機テスト
駐在:早くて入社2~3年目に、海外駐在の可能性がございます。
【採用背景】
新しい技術が常に生まれている中、顧客が持つ課題も複雑・多様化しております。その課題に対して、顧客ニーズに合った解決策をタイムリーに提案するためには、組織としてデモ対応業務やプロセス開発等のプロセス業務を加速する必要があり、そのためのリソース増強として採用活動を積極的に始めています。当社のエッチング装置は半導体の性能を高める微細化において高い技術力を持っていると顧客から評価をいただいております。
【組織構成】
米国・台湾・韓国の担当グループにそれぞれ40名-50名程のメンバーが在籍しております。
ご希望や適性に応じて、グループ間の異動が発生する可能性もございます。
【エッチング装置について】
エッチング装置は半導体デバイスの製造プロセスに使われる装置です。
当社が開発する「ドライエッチング装置」は高真空プラズマを利用します。真空容器内でガスをプラズマ化し、化学反応と加速したイオンで薄膜を削って除去します。
・エッチング装置とは
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/knowledge/semiconductor/room/manufacturing/etch.html
当社のエッチング装置は、ECR(Electron Cyclotron Resonance)、電子サイクロトロン共鳴という技術を用いています。低圧でエッチングができるため、ダメージが少なく微細な加工が可能です。
真空装置に磁界を印加すると磁力線を中心に電子が回転運動を行います。そこへマイクロ波を入射すると、回転運動と電界が共鳴し、電界エネルギーが電子に吸収されます。電子を有効に加速し大きなエネルギーを与えることができます。
・マイクロ波ECR方式エッチングチャンバー
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/semiconductor-manufacturing/dry-etch-systems/microwave-ecr.html
【教育制度について】
・日立グループで実施しているe-learning、先輩社員によるOJTサポート体制があります。
・一つひとつの業務について、先輩社員から技術的なサポート・指導を受けながら実施頂きますので半導体業界
未経験の方も十分キャッチアップできる体制が整っております。
【日立ハイテクについて】
当社は安定的な経営基盤を誇る日立グループの中でもメーカーと商社の機能を併せ持つ稀有な企業であり、製造、販売、サービスまでを一貫して手掛けることであらゆる顧客ニーズに応えられる強みを有しています。「見る・測る・分析する」のコア技術を基盤に、医用・バイオ分析装置、半導体検査装置、半導体製造装置、先端産業や社会インフラのソリューション事業など、最先端分野でリーディングカンパニーとして事業を展開しています。
“ハイテクプロセスをシンプルに”という企業ビジョンと共に更なる成長を目指して、積極的な研究開発、設備投資、事業投資を行っています。
【オフィス・会社紹介について】
・参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=03d_7qodGD4&t=270s
※Youtubeの当社公式アカウント[Hitachi High-Tech TV]では
オフィス紹介動画等も投稿しております。
参考情報:働き方やダイバーシティ推進、社員の声について
・数字でわかる!日立ハイテク
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/company/data/
・ダイバーシティについて
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/company/sustainability/social/diversity-management.html
・社員インタビュー
https://recruiting-site.jp/s/hitachi-hightech/2442
【笠戸地区について】
・笠戸地区紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=snmZr0IG4vE&feature=youtu.be
【下松市について】
東洋経済新報社「住みよさランキング」において2022年度全国812市区中13位(前年度10位)、中四国9県の中では2位と、住みやすさに定評があり、長期に渡り高い評価を得ています。「住みよさランキング」は、病床数、出生数などの「安心度」、小売業販売額などの「利便度」、都市公園面積などの「快適度」、財政力などの「富裕度」、の計4つの視点からなる20の指標により全国812市区がランク付けされています。
商業施設・公共施設が充実している一方で山や海などの自然にも囲まれた都市で、現在も毎年人口が増加しています。子育て支援制度など子育て環境の充実や水道料金の安さなど、子育て世代の流入が増えています。