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募集の背景・配属職場のミッション
■募集の背景
当事業部は、主に「極低温冷凍機」及び、「クライオポンプ」の開発・製造・販売・メンテナンスを行う事業部です。
扱っている製品は大きく分けて3つあります。
・極低温冷凍機…極低温(絶対零度付近)まで冷やす製品です。主に医療用MRIや加速器、電波望遠鏡に搭載されて使われています。
・クライオポンプ…極低温冷凍機を応用することで、超高真空を作り出す製品です。主に半導体・電子部品製造装置に搭載されて使われています。
・圧縮機ユニット…上記2つの製品を駆動させるたに必須のキーコンポーネントです。
生産現場のリーン生産体制の確立が進んでいる状況ですが、さらに生産現場の組織力向上としてDXを推進しており、知見のある方を募集しています。
■配属部門のミッション
製造部製造1課は、加工班・検査班・加工技術チームの3組織で構成されており、本ポジションの加工技術チームは以下をミッションとしています。
・各種加工設備(旋盤、マシニング、複合機など)の設備選定、導入、プログラム作成、試作評価
・既存設備のメンテナンス、加工プログラム作成、試作評価
・工場インフラ関係の保全、更新、増設
・加工工程改善、加工不良対応、サプライヤ監査、指導、評価
・海外製造拠点への製造移管、加工指導、設備導入
・生産現場へのIoT、DX技術の展開
職務内容
※業務上必要があるときは、会社の指定する勤務地、他社への出向及びテレワークへ変更になることがあります。
■入社後に任せる業務
チームに加わり、当事業部の生産工程について学びながら、工場のDX推進プロジェクトに参加していただきます。
・作業手順、生産指示、作業記録、検査記録のデジタル化
・工場のあらゆるもの(インフラ、生産設備、人、生産、品質情報など)のIoT化とその活用(故障予測、品質監視、生産進捗監視、原因解析など)
・生産計画、生産工程の自働化
・海外製造拠点(米国、フィリピン)との相互連携
■当業務の面白み・魅力
製品はニッチながらも業界シェアは高く、顧客群は業界No.1を中心とした大手(グローバル企業)が多いです。
生産工場と事務所が同一敷地内にあるため、実際にモノを見ながらの”現地現物”での業務が可能です。
リーン生産方式を基軸とした生産革新を進めており、その中でDXの推進を始めました。始まったばかりの新たな取り組みになりますので、1からシステムを構築出来ます。
■キャリアステップイメージ
入社直後:まずは、製品知識、生産工程等の理解をしていただくため、OJTを中心に以下業務を担当いただきます。
・加工工程、検査工程の手順書等の文書作成
・工場内データ収集と解析
・リーン生産プロジェクト、DX推進プロジェクトへの参加
5年後以降:製造DX範囲を拡大。受注〜納品までを海外拠点も含めて繋げていきます。
働き方・働く環境
■職場の雰囲気や募集部門のメンバー構成
製造1課加工技術チームのメンバーは全9名で、30代から60代までのメンバーで構成されています。
工程計画・機械加工・サービスなど様々な経験、技術を持っているメンバーが在籍しており、そのうち3名は22年度以降の中途採用者で構成されています。
加工技術チームの組織自体も新しいため、メンバー全員で意見を出し合い、協力し合いながら業務に従事しています。
また、製造所内には情報システム部門もあります。ITエンジニアも多数在籍しており気軽に相談が出来る環境です。
■活躍されている方の事例や評価ポイント
・大手電機メーカで生産技術に5年ほど従事した後、当事業部へ入社されたキャリア入社者の事例
入社後2年かけて組立工程の作業誘導システムとクラウドサーバを作成。作業誘導システムにより組立て不良はゼロに、クラウドサーバに集約されたデータは様々な角度からの見える化が可能になりました。製造部だけでなく技術部、品質保証部などからも大いに評価を受けており、社長賞を受賞されました。
■キャリア入社者の声
大手トラックメーカーで生産技術に約15年従事した後、当事業部に入社しました。業務に従事する中で感じたことは大きく分けて2点です。
1つ目は事業部内での中途採用者の多さと活躍の場が広いことです。様々な部署、様々な場で中途採用者が活躍しており、
心配していた”中途だから”といった感覚はすぐになくなりました。
2つ目は関係部署間(開発、製造、品証など)との壁がなく、とても距離が近いということです。日々様々な関係者と会話をしながら業務を進めますが、部署間での相談事もスピード感をもって進めることができ、仕事が進めやすい環境が構築されているように感じています。
■出張頻度・出張先
・海外関連工場への出張が年に数回程度あります。1回の出張の期間は1週間程度が多いです。
・繁閑の波はあまりありません。
■テレワーク頻度
リモート可:リモートワークでの勤務が週2日以下
※制度上はリモート可だが、出社頻度は高いです。
■フレックス:有
基本的には8:00出社。
ただし用事・事情がある際のフレックス出社は日常的に利用されています。
住友重機械工業は、1888年(明治21年)、別子銅山で使用する機械・器具の製作と修理を担う「工作方」として創業以来、社会と産業の発展とともに歩んできました。
現在は、一般産業機械から最先端の精密機器、さらに建設機械、船舶、環境プラント機械を事業領域とした総合機械メーカーです。
約100年の伝統の中で培ってきた「モノづくり」の精神は、ナノテクノロジーから巨大構造物まで様々な分野に展開され、「動かし、制御する」確かな技術を駆使することで、豊かな社会づくりに貢献しています。