トヨタ自動車株式会社
【概要】
「航続距離が短い」「充電時間が長い」という電気自動車の大きな課題に取り組む仕事です。
サーマルシステム開発では、電池、駆動システム、空調に用いるエネルギを無駄にせず使い切るための技術開発をします。
多岐にわたる部品を理解したうえで、開発パートナーと連携し、プロジェクトを立案、推進する役割を担います。
【詳細】
◆電気自動車(BEV)向けサーマルシステム開発のプロジェクトマネジメント
◆プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)向けサーマルシステム開発のプロジェクトマネジメント
◆サーマルシステム構成部品の新技術研究開発
◆サーマルシステムの開発効率向上の為の研究開発
【イメージ】
・各分野での専門性を磨いたプロフェッショナルが集まる部署です。
・サーマルシステムの開発では主に電気自動車の航続距離や充電時間の改善につながる技術を開発しています。
・新技術開発のため、社内外の知見を集め、解析と実験、失敗と改善を繰り返して製品を鍛えていきます。
・経験のない領域にも積極的にチャレンジするチームです。
・量産開発を豊田市で、研究/先行開発を静岡県(裾野市)の研究所が主に担当しています。
【ミッション】
・モビリティから街のエネルギマネジメントまで、多岐に渡るシステム仕様を企画・設計する部署です。
・幅広い知識、経験を活かして、全体視点でのシステム最適化を実現することが求められます。
・世界一の競争力を持つために、沢山のプロジェクトメンバーと協力して開発推進します。
・限りあるエネルギの有効利用の技術を究めて、世界一の高効率システムの実現を目指します。
【関連リンク】
・bZ4Xに採用したシステムのニュースリリース(デンソー様HP)
https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2022/20220413-01/
・競争の過熱する各社のサーマルシステム(日経xtech記事)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02462/060800009/
【やりがい・PR】
◆ちょっと未来でもっと未来を手繰り寄せる
トヨタの社内には未発表のクルマが沢山走っています。また、開発部署には数年後に世に出す技術が溢れていて、ここにいるだけでちょっと未来へ来た気分になります。そんな環境で仕事をしていると、その先の未来を想像し、世界初の技術を発明、開発する特別な体験ができます。
◆お客様からご支持頂けているのは新技術ではなくトヨタの品質
ハイブリッド車、燃料電池車、次々と新しい技術に挑戦できるのは、品質を確保する高い意識と仕組みがあってこそ。
キャリア採用者が”中の人”になって驚く前職の開発職場との違いで一番大きいのはここ。
品質を確保して世に出しているからこそ開発に集中できる環境があります。
◆熱い戦い
電気自動車のエネルギマネジメントは、中国、欧州、北米のメーカが凌ぎを削る最も熱い競争領域です。
駆動ユニット、電池、空調の各ユニットの間でのエネルギをやりとりするサーマルシステムはまさに”電気自動車の心臓”の役割です。世界のライバルたちとガチの勝負をする場がここにあります。
【採用の背景】
◆電動車のラインナップ拡充に伴う課題に対して新技術の投入スピードを上げたい。
◆従来はサプライヤ様任せとしていた領域が電動化ではコアになり、自動車メーカとして重点的に取り組む必要が生じた。
◆熱、電気、エネルギに関する素養のある方に即戦力となって頂き、仲間を増やしたい。
熱マネージメント予測技術を活用し、クルマ全体視点での最適化とプロセス改革を推進できる人材を求めています。