トヨタ自動車株式会社
【概要】
グローバルで車両全体のプロジェクトマネジメントを通じた、発注戦略立案と仕入先決定管理/原価低減戦略立案
車両原価における外注品原価の割合は7割を越え、トヨタの調達は「最も良い製品を、最も安く、最も早く(タイムリー)、長期安定的に調達する」ために、自ら企画し、社内外の多くの関係者を巻き込みながら、安全/品質/供給/原価を徹底的に磨き上げ、造り込む活動を牽引していくリーダー的役割を担っています。
お客様の求める車両価格を実現する為の原価目標議論と、目標達成に向けた原価低減企画を関係部署と作り上げ、実現に向けプロジェクトフォローしていきます。
またグローバル調達のHQとしての役割を果たすため、各地域のプロジェクトマネジメントのサポート等も実施しています。
【詳細とご担当頂く具体的業務】
・車両開発プロジェクトの調達プロジェクトマネジメント(カローラ、ヤリスなどの中・小型車 もしくは レクサス・GR・電動車を担当)
・海外事業体調達業務の支援(発注戦略立案、現地調達化支援、等)
<職場イメージ>
部としては、総勢120人規模の部署となります。
車両開発の原価企画や海外事業体の支援を担う事で車両カンパニーや海外事業体とも密に連携しながら、グローバルな視点で車両開発に幅広く関わることができます。
同じ部内に部品軸での原価低減活動を牽引する部署、製造現場改善の専門部署、円滑な立ち上げをミッションとする生産準備を担う部署があり、それら部署と密に連携する事で車両開発に一気通貫に携わる事ができます。
海外事業体からの受け入れもあり、海外事業体へ出張して現地のメンバーと議論を進める事もあり、ダイバーシティに富んだ職場です。
現地現物での生産工程の調査、世界中のサプライヤー・海外事業体からの情報収集・ベンチマークを行う機会も多く、基礎的な工法・ものづくり・原価等の知識を習得できるため、将来的には、CASEをリードする電子部品、ソフト、ユニット等、より複雑で変化の大きい分野にチャレンジするなど、将来的なキャリア形成にも役立ちます。
<職場ミッション>
・お客様の笑顔につながるクルマをお届けするために、「最も良い製品を、最も安く、最も早く(タイムリー)、長期安定的に調達」を調達の使命として取組み。
・そのためトヨタの国内外生産プロジェクト及び委託生産車両について、社内関係部署と連携し、安全/品質/供給/原価での競争力確保の為の調達・原価低減戦略を立案。
<やりがい>
100年に一度の大変革と言われる時代の中、従来の枠組みにとらわれることなく、グローバルな厳しい競争の中で、お客様の求める品質・技術・価格の実現、モビリティ社会にあっても変わらず求められる自動車の商品力(意匠・機能・性能)を追求する事が必要です。
プロジェクトの成功には競争力向上が不可欠であり、車両の7割を占める購入部品を担当する調達部門は社内に於いても非常に重要な部署になりますが、その調達部門の活動成果を最大化する為のプロジェクト戦略を関係部署と一体となり、意見を出し合って立案・実行していきます。
カーボンニュートラル、電動車、少量ブランド、MaaS、バリューチェーンなど幅広い視点での新たなチャレンジも沢山あり、革新的なアイデアも提案できます。
プロジェクトの中心である調達部門でその戦略立案・実行を関係部署を牽引するという非常にやりがいのあるチャレンジングなポジションです。
また、海外事業体との関わりが強い部署であるため、海外出張の機会も多く、様々な文化や市場を体感する事で知見を広める事もできます。
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2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、日本の自動車産業全体を牽引し、サプライチェーン全体での取り組むことが必須となります。
弊社の強みは、まさにグローバルでの強靭なサプライチェーンです。
フルラインナップでの電動化技術の磨き上げ、成長著しい中国や異業種・スタートアップも含めた競合との生き残りをかけた競争力の強化、これらを長期安定的な取引関係をベースに共存共栄の理念のもとで強力に進めております。
グローバルで多種多様なお客様ニーズに応える為のMulti Path Way電動化戦略の実現、またその為に必要な国内外のものづくり現場の確保にも繋がるプロジェクト戦略の立案と実行を推進しています。
それにより生まれる取引先様との強い信頼関係は、半導体供給リスクや災害対応においても、力を発揮します。
お客様目線の思いやりとどんな時でもすぐ助け合える日々の改善力や行動力が一体となり、自動車産業全体を動かしていきます。
モビリティ社会におけるトヨタ車の世界No.1の競争力実現のため、ものづくりに情熱を持ち、社内外の多くの仲間と連携して調達業務に取り組んで頂ける専門性の高い即戦力人材を求めています。
カーボンニュートラルや電動化――、トヨタの調達本部は100年に一度の大変革期をどう見据えるのか?
https://www.dodadsj.com/content/230208_toyota-supplychainstrategy/(外部サイト)