ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社
【太陽光発電所の所有希望者と建設事業者をつなぐ橋渡し役】
資源エネルギー庁から2024年12月に発表された『エネルギー基本計画(原案)の概要』によると、我が国の総電力におけるエネルギー別電源構成は再生可能エネルギーの比率は4~5割までに達し、その中でも太陽光の占める割合は最大で全体の約30%を目標値としています。この比率は現状の約3倍に相当するもので、国策として太陽光発電にかかる期待は日増しに増加している状況にあります。
こういった中で、企業や投資家においては社会貢献と資産の有効活用を目的とし、太陽光発電設備を設置して電力会社に販売する、 PPA(=“Power Purchase Agreement”、電力購入契約の略称) と呼ばれるモデルによる売電のスキームが加速しています。
本求人では、このPPAにおいて特に「オフサイトPPA」と呼ばれる、
『 自身の敷地外に発電所を建設しそこで発電した電気を販売する 』
ビジネスモデルの中で発電所建設を企図している発電事業者(PPA事業者)と太陽光発電所建設を得意とする建設事業者(EPC業者)とのパイプ役となり発電所建設の橋渡しを軸としながら、EPC業者に対して同社の資材を販売する営業担当者を募集します。
単純にEPC業者から資材の発注を待つ受身型の資材販売営業と異なり、PPA事業者の意向をしっかりと踏まえたうえで、収益性の高い発電所の建設をサポートしていく献身的な活動が求められます。そのため、再エネ業界全体を俯瞰しながら長期的な発電設備の開発構想に入り込み、各ステークホルダーの思惑に合致した営業戦略を立案し実行いただきます。
このように各ステークホルダーの利害を汲み取りながら関係性を構築していくため、調整型の提案営業が得意な方に向いています。数年にわたる長期的なプロジェクトを推進することで、高い営業力やプロジェクトマネジメント能力が身につきます。
【本ポジションで身につく知識・経験】
☆再生可能エネルギー業界の最新動向に基づいた知識
☆ PPA事業者やEPC業者との商談・調整経験
☆ 用地取得~太陽光発電設備の建設計画、実行までの一連の知見
☆ 中期的な営業戦略の立案と実行能力
【具体的な仕事の流れ】
①:発電事業者(PPA事業者)との商談
社内外のネットワークを活かして、売電を検討しているPPA事業者との商談を行います。
太陽光発電設備の導入計画だけでなく可能な限り設備スペックの要件までを把握します。
②:建設業者(EPC業者)および土地開発業者との案件共有
PPA事業者の要求に合った新規発電所の建設案件を社外のパートナーと共に模索し、案件の進行をサポートします。
③:PPA事業者とEPC業者とのマッチング
両者の橋渡し役として相互の利害関係の調整をします。
④:建設スキームの提案のサポート
PPA事業者からの要望に応じて、EPC業者の建設計画をサポートし両者の調整を行います。
⑤:契約合意形成とスケジュール管理
PPA事業者とEPC業者との間で合意形成を図り、発電所建設のスケジュールや資材供給の調整を担当します。
⑥:建設資材の見積りと納品管理
EPC業者に対し必要な資材(モジュール、パワーコンディショナー、架台など)の見積を
行い、調達部門との調整~納品管理を行います。
【組織構成と働き方】
配属先は物販を専門とする営業部門内の一部署です。現在、営業職はプレイングマネージャーを含む2名(近々2名増員予定)と内勤の事務職1名(女性)で構成されています。風通しが良く、協力しながら業務を進める環境です。
担当エリアは主に関東、東海、関西全域です。業務の中で、1~2泊を伴う出張が月に2~3回程度発生しますが、出張以外の日は、社外の関係者と会う必要がない限り在宅勤務が可能です。リモートワークが柔軟に取り入れられており、プライベートとのバランスを取りやすい環境です。
◆入社後の流れ
⑴:先輩に同行し業務全体の流れを把握(4~6ヶ月を見込みます)
⑵:上長の指示を得ながら徐々に単独で業務に
⑶:ある程度習得できた段階で担当エリアの拡大と新規開拓
⇒⑴~⑶をマスターする期間は概ね1~1.5年をイメージしています。
同等の業務を経験されている方であればその期間は短くなる可能性があります。
キャリアとしては、同社には太陽光発電に関わる様々な職種があるので、長期的視点ではこのお仕事を通じて得た知識と経験を基に他の職種にチャレンジしていくことも可能です。
◎原則フルリモート◎太陽光発電事業に特化し、急成長を遂げた再生可能エネルギー関連企業◎代表取締役社長は電源政策のブレーンでもある一般社団法人 太陽光発電協会の理事も務めている