トヨタ自動車株式会社
<業務の概要>
モビリティサービス・自動運転支援技術を支える高効率・低コストな車両データ解析基盤の実現に向けた技術開発をご担当いただきます。
データ解析により得られる価値ある情報をお客様に届けるためには、車両から収集されるペタバイト~エクサバイト級のデータをユースケースに応じて低コスト・低レイテンシ・高スループットに処理できる必要があります。最新技術を調査、課題を定義し、解決に向けてリードしていただきます。
課題解決のためにサービスのプロダクトオーナーや車載機の開発部署、データ解析アルゴリズムの研究開発チームなど、様々な部署・海外事業体、社外パートナーと連携し、新たなモビリティサービスの実現に向けて、システムアーキテクチャを具体化・最適化していただきます。
職場イメージ・職場ミッション
■配属先部署情報
様々な専門性を持ったエンジニア・リサーチャが在籍しており、お互いの知識・経験を教えあい、相互補完しながら能力を高め、開発を行っています。部署全体としては中途採用が多めで、多様なバックグラウンドを持った人がいるので、自動車業界以外の方であっても馴染みやすい雰囲気です。Slackなどのコミュニケーションツールを用いて情報の透明性を高めています。
■配属先部署のミッションと今後の方向性
クルマをもっと社会の役に立つ存在に進化させるため、世の中の技術進化を積極的に学び、トヨタが直面する様々な課題を解決するための技術開発を担当しています。課題の全体像をEnd-to-Endで捉え、全体最適を図るため、国内企画部署や海外事業体と連携しながら研究開発を行い、サービスの実現に必要な要件を次世代車両やクラウド基盤の企画に取り込み、全体で整合性が取れるように支援します。
今後はデータ駆動開発を推進し、継続的でタイムリーなサービスアップデートを実現するための技術開発を行っていきます。
■職場イメージ:トヨタ大手町
https://www.toyota-tokyo.tech/workplace/
■やりがい
トヨタ自動車が保有する様々な車両データ(CANデータ、位置情報データ、リモートダイアグデータ、車載カメラ画像データ等)を活用し、新しいモビリティサービスを実現するためのクラウド基盤のアーキテクチャ設計から実装まで、社内外の多くの方と連携しながら、グローバル展開も考慮した大規模プロジェクトを遂行していただけます。その活動範囲は試作に留まらず、実サービスのリリースやその後の運用まで、フェーズを超えて関わることができます。
オープンな社外コミュニティでの活動や、研究開発で開発したソフトウェアをオープンソースソフトウェアとして公開することも可能です。
■PR
モビリティサービス・自動運転領域は、自動車業界の企業のみならず、テック系企業の参入により競争が激化していますが、トヨタには、これまでの自動車開発の経験・パートナー、製造設備、実走のテストコース、ソフトウェアなど多くの資産があります。特に今後の競争で重要となるデータについては、既に世の中にトヨタのコネクティッドカーが多数、走っており、そのデータはセンターに収集されています。お客様の同意に基づき、プライバシーに配慮した上で、そのデータを活用できるのはトヨタの強みです。
私たちは、その展開を支えるICT基盤の研究・開発を牽引する立場にあり、研究・開発を推進するための環境を整えています。例えば、研究機材や、実機検証の環境(サーバー、ネットワーク、車両等)は、将来を見据え、大規模なデータの扱いや、先端技術の評価ができる内容・規模になっています。世界をリードするIT関連ベンダーや、日本屈指のICT事業者、OSS等のコミュニティと連携した研究開発体制を構築し、関係を進化させ続けています。
採用の背景
車両から収集されるデータは今後も増加していく見込みであり、それと比例して抽出可能な情報の価値は上がっていきます。そのような中、多様なサービスを創出していくためには、大規模データを効率的に扱う方法の技術開発が求められています。
最先端のコネクティッドカーや高度運転支援・自動運転車両から収集される膨大なデータ解析を支える基盤を開発します。
クラウドを活用してクルマをもっと社会の役に立つ存在に進化させ、誰もが自由に、楽しく、快適に移動できるモビリティ社会を一緒に実現しませんか。