三菱ケミカル株式会社
同社の香川事業所は石炭化学を核とした事業拠点で、電池材料(負極材)の材料設計を担うエンジニアを求めます。
二次電池の主要4部材の1つである負極材は在負極炭素系材料(黒鉛・グラファイト)が最も一般的に用いられており、
石炭化学を由来とする香川事業所は負極材開発・製造の主要拠点となっています。
より安全で高性能なリチウムイオン二次電池を求める社会のニーズに応えるため、
基盤素材となる負極材料の開発(材料設計)と量産化(工程設計)が急務となっており、量産化(工程設計)を担うエンジニアをそれぞれ求めます。本ポジションは量産化(工程設計)の技術者を求めるものです。
■担当製品
リチウムイオン二次電池用負極材料
■製造工程
負極材の主な製造工程は 焼成→粉砕→分級(選り分ける)→輸送です。
電池材料経験は問いませんが、これらの4工程の経験、粉体をハンドリングした経験がある方、
生産技術/設備の立ち上げをしたことのある方を求めています。
■配属部署
総勢30名が在籍する「負極材グループ」に配属します。
リチウムイオン二次電池用負極材料の材料設計から解析、顧客対応、海外拠点支援と幅広い業務を行う部署です。
今回募集では、量産化(工程設計)を担う方を求めます。
主な量産の舞台は海外工場であり、日本国内から海外へ技術支援に行く機会がございます。
■具体的な職務内容
負極材(炭素材料)の製造プロセス工程(焼成/粉砕/分級/輸送)に対して以下の業務を行っていただきます。
・既存ラインの最適化:製造プロセスを見直し、生産安定性、品質安定性、収益性の向上を担当
・新規プロセス構築:材料開発チームと連携し、新規負極材の量産技術および設備設計を担当
・設備選定・量産準備:生産に不可欠な各種装置の探索、仕様策定、および量産ラインへの導入を担当
・グローバル展開支援:アジア地域におけるパートナ企業への技術支援やライン立ち上げ支援
・既存負極材料製造工程の設計・改善検討
・新規負極材料製造工程のプロセス設計、機器設計
・新規負極材料製造工程の各種機器選定など
■業務の特色
・活動はラボ内にととどまらず、海外工場への技術展開支援や、客先との技術的商談など多岐に渡ります。
活動範囲の幅広さが本職務の特長です。
・自分たちで考えて見出した、リチウムイオン二次電池用負極材料材料設計を具現化し、さらには工程設計を行い量産につなげています。 量産の拠点は主に海外となり、海外の拠点に対しての技術支援、生産ライン立上げの支援も行います。
お客様とも技術ミーティングなどで多くの接点があります。
※量産は主に海外拠点で行っています
※顧客は国内・海外ともにあります
■増員の背景
Battery EV(BEV)のみならず、Plug in Hybrid EV(PHEV)そしてHybrid EV(HEV)と、リチウムイオン二次電池を搭載した自動車が街中を走る時代が到来しました。
より安全で高性能なリチウムイオン二次電池を求める社会のニーズに応えるため、材料開発と量産を促進する必要があります。
■将来的に従事する可能性のある職務内容
会社の定める職務
■香川事業所について
香川事業所は、石炭化学を中心とした製品を手掛ける重要拠点です。
旧三菱化成工業(株)の事業拠点の一つとして、1969年に操業開始しました。
北九州黒崎工場(現 三菱ケミカル 黒崎事業所)のコークス炉の火を受け継ぎ、
コークス炉の操業に始まり、ピッチコークス生産、アルミニウム製錬(現在は停止)、ニードルコークスに加えて。
80年代には先端材料開発センター(現・開発研究所)を設置し
電極用炭材、 炭素繊維、リチウムイオン電池用負極材など石炭化学の先端分野や、
アルミナ繊維などの新規分野へも事業領域を拡大してきました。
香川事業所について: http://www.mcc-sakaide.com/index.html
香川事業所の製品群: http://www.mcc-sakaide.com/pageflip_kaseki/index.html
<三菱ケミカルへの応募活動を全面的にサポートします>
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