三菱電機株式会社
●採用背景
国内空調事業の中心商材であるビル用マルチエアコンは、中規模~大規模のビルを中心に長年納入実績をあげている商材です。
近年では、環境問題や人手不足など市場が急速に変化する中、冷媒転換、省人化、省施工化、ZEBやCN50に向けた省エネやエネルギーの最適融通、遠隔制御など大きく変化が求められている事業です。
冷熱システム製作所ではプロダクトマーケティング機能を工場で担っており、エンジニアとの連携を密にしながら「ものづくり」に関われる、魅力的な職場です。具体的な職務内容は国内マーケティング・商品企画・販促企画業務・技術問合せ対応等です。(展示会、説明会、巡回、打合せなど出張ベースの仕事も多々あります)
●業務内容
・国内マーケティング
社会動向、他社動向、製品の要求仕様、商流、価格、販促施策など様々な情報収集を行い、当社方針を検討。
・商品企画
上記マーケティング情報なども踏まえ、市場要求内容、 当社技術などを所内関連部門と協議しながら商品企画を行います。
・販促企画
商品の早期市場浸透やスペック率アップに向けた様々なツール作成や巡回同行支援などを行い、製品拡販に向けた活動を行います。
・技術問合せ
商品に関する設計支援や問合せ対応を行います。(別に相談センターやSE課もありますので、連携しながらの対応となります)
≪具体的には≫
●販促企画
・業務用パッケージエアコンはフロン排出抑制法に則り、2025年度よりR32冷媒への転換を進めており、モデルチェンジした新商品のPRに注力しております。販促企画の主な業務としては、新商品の効果的なアナウンスを目的とし、お客様に向けた説明会資料やカタログ・チラシ類等の販売促進ツールや当社HP等のweb広告・動画作成等のデジタルコンテンツの作成業務に携わって頂きます。なお、実務としては販促コンテンツ作成を担う当社グループ会社と連携頂きながらとなりますので、HP作成スキルの有無は問いません。
●技術問合せ
・販売会社や代理店等、お客様を窓口としている部門からの技術的な問合せ対応をご対応頂きます。問合せについては、製品の施工・メンテナンスといった構造に関わる内容から製品の運転制御等のソフトウェアに関わる内容等、多岐に渡ります。実務としては販売会社担当者からのメール問合せを受け、既に整備されている技術資料等を活用しながら回答を行います。また、自部門でカバー出来ない技術的な問合せは設計開発部門に確認して回答頂く流れとなります。技術的な知見が無くても、入社時には各種研修を用意しており、製品構造から制御の内容まで技術的なトレーニング期間を設けます。
※変更の範囲
会社の定める業務※
※業務の都合によっては会社外の職務に従事するため出向又は転属を命じることがある
●使用言語、環境、ツール、資格等
製作所内で使用する言語は日本語です。一般的なPCスキルは必要となります。製品知識や(必要であれば)英語スキルが身につくよう各種研修を設けております。
●組織のミッション
・営業部
三菱電機の中核事業と位置付けられる空冷事業のなかで、商用空冷事業の牽引場所として、期待される事業拡大と収益達成を図る。
・パッケージエアコン営業課
国内PACの販売責任部門として、そのための商品企画、販促支援、供給運営といった 戦略立案・実行を行っていくことがPAC営のミッションです。
●業務の魅力
大きく変化する市場動向をリサーチしつつ、市場から求められる商材像、当社が持つ技術などを踏まえ、商品企画に意思を反映出来る事。また、商品企画だけでなく、新たな商材を早期市場浸透させるための販促企画等も意思を反映出来る事、など国内PACの事業戦略に大きく関与出来ます。
●事業/製品の強み
様々なお客様(代理店、サブコン、ゼネコン、設計事務所など)からの期待も大きく、また、三菱電機の事業の柱となる冷熱事業の中心商材です。環境問題や建設業の労務問題など様々な社会課題に向けた提案が可能で、将来的にもまだまだ伸びしろの大きいビジネスです。
●キャリアステップイメージ
1年目:問合せ対応や研修会講師などを中心に製品知識の向上と人脈形成を進めつつ、販促企画等の業務経を積む。
2年目:市場動向などを踏まえ、実際の販促企画に主体的に携わる。
3年目以降:将来的な商品企画、製品開発に参画し、事業戦略等まで関わっていく。
●職場環境
①出張:有 (頻度:1回/2か月、期間:1週間程度)
②転勤可能性と想定移動先:有、研究所・関連他事業所(静岡・長崎・京都・伊丹など)・海外拠点(ただし入社後の当面は初任地での勤務を前提)
③リモートワーク:可 (週1~3日程度利用可能な時期・職場もあるが、繁閑・業務内容による)
④中途社員の割合:約15%(主務職のみ)
●想定する時間外時間
年間平均:約30時間/月
空調機器はグローバルに伸長を続ける成長産業であり、三菱電機内でも成長を牽引する成長戦略事業として注力しております。
また、世界中のインフラを空調機器から発展させるだけでなく、地球規模のテーマ「省エネ」に大きく貢献できる社会的意義があります。