LHHソーシャルパートナーズ(障がい者転職支援サービス部門)において、2019年に比べ2020年の障がい者求職人材の総登録人数は123%増とコロナ禍においても大きく増加した。
障がい区分で見ると、知的障がい人財が136%、精神障がい人財が133%と前年を大きく超えたが、身体障がい人財については前年100%と変わらずであった。一方、当社実績においての求人状況を見ると、障がい者求人総数として、2019年と比べ35%増加。募集の業務内容をみると、リモート勤務の増加・DX化推進により総務業務や紙を取り扱う業務が減少していることも背景に人事や経理、マーケティング、エンジニア等の専門部署での求人が増加。
2021年3月から障がい者法定雇用率がこれまでの2.2%から2.3%へ引き上げとなり、大手企業中心に各社がより積極的に採用を進めている事や、ダイバーシティの考え方がより浸透し受け入れ環境の整備が進みつつあることなどが背景にある。また個別の事例として、一部IT企業などがコロナ禍の中フルリモート勤務など柔軟な勤務体系での採用を進めるなどの動きも出てきている。
全体として人材側の売り手環境であり、今後企業側は採用だけでなく入社後の教育、フォロー体制や周囲の理解、よりやりがいを持てる業務分担やキャリア構築支援など、定着率や働き甲斐の向上も大きなテーマとなってくる。
Social Partners(ソーシャルパートナーズ)の強み
障がいをお持ちの方の実績事例が複数あります。障がい者採用転職をお考えの方はぜひLHH転職エージェントまでお気軽にご相談ください。
コンサルタント
紹介・派遣・請負など長年に渡り総合人財サービスの提案営業として、さまざまな年齢・職種の求職者の転職支援実績を持つ。LHH転職エージェント(アデコ株式会社)では、管理系職種(経理財務・経営企画・人事を中心)を業界横断的に対応。また2018年より障がい者採用の転職支援サービスの立ち上げを行う。豊富な経験から、募集企業側との繋がりを深め、求人の背景や組織の雰囲気、事業の経緯と展開など詳細な企業情報を多角的に把握し、的確かつ求職者の親身になったコンサルティングを行っている。