IT業界転職希望者はIT資格を取得するべきか? ITエンジニア専門のコンサルタントがお答えします

IT業界やITエンジニアに転職される方から、「資格取得をしてから転職活動をするべきでしょうか?」という質問を良くいただきます。

IT業界に転職をしようと思っても、資格が必要になるのであればこれから学習をして、試験を受けてというステップが必要なら、転職活動はいったいいつからできるの?、半年後?それとも1年後・・・?

資格が前提となると、このような見通しになるでしょう。とはいえ、早く転職をしたいのに。こんな場合どうしたらいいんだろう・・・と悩んだことがある方もいらっしゃるかと思います。

 

まず、転職の際にIT資格がどれくらい優遇されるのか?という視点でお答えいたします。

IT系資格が優遇されやすいのは、インフラエンジニアや第2新卒の総合職採用ポジション

 

インフラエンジニアなどの職種では、必要な知識をどの程度持ち合わせているか資格から判断がしやすい職種となります。

 

主に参考となる資格は

■新卒~未経験

ITパスポート

・基本情報技術者試験

 

■インフラ初級編

CCNA

LPIC

LinuCレベル1

AWSクラウドプラクティショナー

 

■インフラ中~上級編

・応用情報技術者

CCNP

Oracle Master Silver~Gold

AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト~プロフェッショナル

 

 

アプリ系開発エンジニア求人に関しては、どれくらいの技術スキルがあるかといったプログラミングコードを公開するGithubや実際に作成したアプリなど実績が重要視される傾向にあります。

各プログラミング言語別の資格がありますので、ご自身の学習や目指している領域を念頭に下記の様な資格取得を目指し学習していただくとよいでしょう。

 

PHP技術者認定試験

Ruby技術者認定試験

Javaプログラミング能力認定試験・Oracle Certified Java Programmer

Python3 エンジニア認定基礎試験

 

面接の際には、「ITエンジニアになろう!」と考えている本気度図る一つの指標として、記載したような資格が、選考基準にされる場合もあります。

仮に、応募時点で資格を保有していなかったとしても、マイナスな印象を与えることを気にすることは一切ありません。資格取得に対して、未経験の領域だからこそ、「これだけ本気でやっています!」という熱意や本気度のアピールにも繋がりますし、すでに保有している場合は、客観的にIT能力を証明できるものとなります。


 

未経験ITエンジニア採用の面接では、どの企業でも、「何故ITエンジニア(IT業界)へなろうと思ったのか。そのために、どんなことを行っているのか。」という内容は、ほぼ必ず面接時に聞かれます。

この点からも、資格取得は転職成功へつながる有効な手段の一つと捉えられるでしょう。

また、資格を持っていないとしても、現在進行形で学習を行っており、その学習内容を面接時に面接官にアピールできるかどうかも重要な選考判断要素となってきます。

 

まずはIT資格取得を目指した学習をしてから転職に備えてみてはいかがでしょうか。IT職種別のIT資格取得に関して気になる方は、LHH転職エージェントへお気軽にご相談ください。

 

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コンサルタント

久住 亘(Wataru Kusumi)

大学を卒業後、大手アパレル企業に入社、接客や店舗管理、マネジメントを経験。その後IT特化型の人材紹介会社に転職し人材コンサルタント・クライアント担当の両面を経験。現在は、LHH(スプリング)転職エージェントのIT紹介事業部にて、主にエンジニアへの転職支援に携わり、未経験ITエンジニア転職サービス事業のプロジェクトマネージャーを担っている。

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