IT業界におけるミドルシニア人財の転職が活発化 ~45歳以上の転職シェアが5年で3倍に!~

ITエンジニアにおいて、45歳以上のミドルシニア人財の転職が活発化しています。
昨年度当社転職実績における45歳以上の比率は2016年と比べ約3倍に増加。今年は50歳以上の比率も昨年比2.5倍と大幅に増加しており、60歳以上での転職事例も増えつつあります。

求人職種では、プロジェクトマネージャーの比率が高く、豊富なプロジェクト導入経験や現場マネジメント経験を評価されての転職事例が目立ちます。
また、大手IT企業、又はその系列企業から、独立系新興IT企業への転職事例が目立ち、大手企業での経験やノウハウを取り入れたい企業側と、自身のこれまでの経験を新天地で生かしたい人財側との意向がマッチしての転職が増えています。

条件面においても、ミドルシニアの場合、転職後年収ダウンとなるケースが以前まで多く見られていましたが、今年に入ってからの当社転職実績においては、前職年収と比べて約50%が「横ばい、もしくは年収アップ」となっており、年収面での転職ハードルも払拭されつつあるといえます。

 

◆当社直近転職事例

上記のようにIT職種においてミドルシニア層の転職が活発化している背景には、以下のような理由が挙げられます。

  • DXやIoTの拡大に伴う慢性的なIT人財不足
  • 新興IT企業を中心に専門性や経験値を重視した要職での求人の増加
  • 高年齢者雇用安定法の一部改正に伴う70歳までの就業確保措置が「努力義務化」
  • ミドルシニア人財の転職への意識変化
  • ジョブ型雇用の導入による受入企業側の意識変化


最近のスキルトレンドとしては、専門性に加えてビジネスサイドの深い知見や経験が重要視されています。とくにミドルシニア求人においてはその傾向が強まっています。こと、DXに関連するような業務においては、なおさらです。
ビジネス現場との強いリレーションは不可欠であり、知見だけでなくキーマン達を突き動かせるコミュニケーション力や発信力が重宝されています。

また、ニューノーマルの働き方として、IT職種は他の職種と比べ、リモートワークの比率が高い傾向が挙げられます。従来型のオフィスで対面するデスクサイドコミュニケーションが減少したことが、かえって採用判断における「IT人財のコミュニケーションスキルの重要性」を高めたことは間違いありません。
このリモートゆえのコミュニケーションスキル重視の流れは、プロジェクトマネージャーなどに限らず一般的なエンジニア職においても同様で、コロナがもたらした顕著な変化の一つだと言えるでしょう。

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コンサルタント

市野 友
アデコ株式会社 LHH事業本部 IT紹介事業部 事業部長

上智大学卒業後、1997年アデコに入社。IT派遣部門の営業としてキャリアをスタートし、2001年に支社長、2010年に東日本エリアマネージャーに着任。2014年にLHH転職エージェントにてIT領域の責任者となる。キャリアを通してIT領域の人財ビジネスに携わっている。

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