業界未経験ながら幹部候補に！グローバルキャリアへの挑戦

未経験の業界へ幹部候補として転職

お客様は30代の男性で、商社での海外営業を一貫してご経験されてきました。新卒では日系の大手財閥系の化学商社に入社され、その後一貫して海外営業をご経験されています。海外勤務が長いことから、特に英語力や調整力は社内でも高く評価されていました。

転職を考え始めた一番の理由は、お客様が長らく担当されていた海外営業の仕事から、地方のデスクワーク中心の仕事へ異動したことにありました。就業していた企業が買収された結果、職場環境が大きく変わってしまったそうです。お客様は現職中に培ってきた営業力や英語力を活かす機会が減ってしまったことにより、将来に対する強い危機感をお持ちでした。

次の転職先は、大手外資系自動車部品メーカー。職種は完成車メーカー向けの海外営業職です。未経験の業界ながらも幹部候補として採用され、年収は約750万円になり、50万円ほどアップしました。
長年商社にお勤めで、商社マンとしてはベテランです。業界未経験ながら、外資系の自動車部品メーカー企業へチャレンジすることをご決断されたのは、将来的にグローバルな舞台で活躍できる可能性に魅力を感じたから。今まで海外営業職として十分なご実績があったため、未経験業界ながらも将来の幹部候補としての採用が決まりました。

地方在住のお客様に合わせた細やかな転職支援を実施

転職前は地方で勤務されていたため、面談は電話で実施。お話をうかがうとすぐにでも転職したいという強いご要望をお持ちだったため、お客様のご希望に合う求人をご紹介しました。ご紹介した企業は弊社の紹介による入社実績が複数名いらっしゃり、ノウハウが蓄積されているためきめ細かな面接対策を行うことができました。その結果、お客様の実力をしっかりと企業にアピールすることができ、内定獲得へと至りました。

実は、現職と親和性の高い外資系化学メーカーにもご自身で応募されており、最後まで迷われていました。そこでお客様がお住まいだった地方まで伺い、改めて面談をしました。お客様が選考で東京にいらした際も一度既にご挨拶をしていたため、対面での面談でもスムーズにお話しすることができたと感じています。

ご紹介した企業への入社を無理に推薦するのではなく、お客様の立場に立って入社のメリットやデメリットを冷静にお伝えしました。普段の面談でも同様ですが、本音でお話しすることを心がけています。その結果、お客様はご納得されたうえで意思決定ができました。

アピールポイントを押さえたことが内定獲得のカギ

この事例のお客様はグローバルキャリアを築きたいという強い想いを貫くことで、異業種ながらも幹部候補として採用されました。採用企業ではしっかりと自己主張ができるお客様のキャラクターが「よい意味で日本人らしくない」と好評価をいただきました。お客様は相手に配慮しながらもご自身の意見をストレートに伝えることができる方だったため、企業の社風と見事にマッチし内定獲得へといたりました。

企業文化、社風の観点を重視したご紹介は、転職エージェントの特長です。ぜひ求人サイトで要件が合わないからと判断せずに、お話を聞かせてほしいと思っています。