今の業界に不安。成長産業への転職で年収UPも実現

IT業界への挑戦！年収も大幅にアップ

お客様は30歳の男性で、営業職としてのキャリアを積んでこられました。未経験ながらIT業界への転職を意欲的に希望されていました。転職を決意される前は、印刷業界での営業職を長く経験。年収は380万円ほどで、給与面の不満も転職を決意させた一因です。お客様が転職先として選んだのは、それまでの印刷業界とは対照的ともいえるIT業界。それまでのご経験を活かした営業職への転職です。年収も450万円に上昇し、前職から70万円程アップしました。

粘り強さとバランスのとれた高い営業スキルが強み

お客様は大手印刷会社に入社され、その後3つの拠点で営業職に従事。販促物の受注から納品までを一貫して担当し、交渉力や調整力などを強みとした営業職として活躍され、社内でMVPを受賞された経験をお持ちです。1社でコツコツと経験を積んできた粘り強さとともに、高い営業力を備えていることがお客様のアピールポイントだといえます。

新しい業界への挑戦と年収アップを求めて転職を決意

転職を考え始めたきっかけは、IT業界で働きたいという気持ちが芽生えたためでした。世の中がますますデジタルシフトされていくなか、お客様は印刷業界に対して不安を感じるようになっていました。詳しくお話を聞いていくうちに、これまでの営業経験を活かして新しい業界にチャレンジしたいという積極的な姿勢を強く感じました。

加えて、転職されるうえでもう1つ実現されたいことは年収をアップさせること。一般的に異業界へ挑戦される場合、年収をアップさせることはなかなか難しい場合が多いのですが、ご希望に合う求人のご案内に尽力しました。

全ての希望を実現するかたちでの転職が決め手

お客様が転職先を選んだ最大の理由は、将来性のあるIT業界へのチャレンジと年収アップという2つの希望を同時に実現できたことでした。また、転職先の企業が大手で安定していると感じたことも大きかったようです。英語を活用する機会もある業務環境ということもあり、現在の営業スキルに加えて更なるスキルアップを目指しているお客様にはぴったりの企業でした。

初めての転職では丁寧な面接対策に時間をかける

お客様は今回が初めての転職。転職について考える機会をもたずに約10年同じ会社で勤務されてきました。そのせいか、転職の相談に来られたあとも、本格的に転職活動に取り組むまでには少し時間がかかりました。

面談を終えてからの2カ月間は積極的な活動はされませんでしたが、その間も定期的に連絡を取り、お仕事の状況や転職スケジュールなどについて調整しました。選考に進んでからはお客様のご希望に合わせた面接対策を何度も実施しました。内定に少しでも近づくため、IT業界を選んだ理由や企業の志望動機などについて明確にすることに注力し、これまでの経歴や退職理由など基本的な事柄についてもしっかり確認してもらいました。お客様の強みをしっかりアピールできるよう、具体的なアドバイスに力を入れたのもポイントです。

前向きな姿勢をアピールできるかが業界未経験の転職を成功させるコツ

転職において業界未経験は不利ですが、このようなケースで転職を成功させた方にはある共通点があります。それは、自分自身に業界や職種への知見がないことを素直に認め、今後必死に努力していくという前向きな姿勢を貫くことです。

今回のケースでは現職の業界へ不安を感じたことをきっかけに今後さらなる成長が期待できるIT業界への転職を決意されましたが、常に新しいことに果敢に挑戦したいという意欲的な姿勢がありました。お客様の積極的な姿勢をアピールすることにより、成長意欲をしっかり企業に伝ることができた点が、内定を獲得できた秘訣だと感じます。