慢性的な人手不足が続いているITエンジニア。そのなかのサーバーやネットワーク、セキュリティを担うインフラエンジニアも、求人サイトを検索すると大量の求人が表示されます。でも、求人が多すぎて選べない!そうしてLHH転職エージェントを訪れたお客様のお話しです。
求人が多すぎるゆえの悩み
求職者:30代の男性。
【Before】
異業界の営業職を経て、独立系SIer企業(二次請)へエンジニアとして転職する。
現在はインフラ・セキュリティ領域のPM(プロジェクトマネージャー)。年収600万円。
↓
【After】
ユーザー系プライムSierでインフラ領域のPM、650万円。
「現職が忙しくて転職活動どころではないというのが本音です。転職サイトをみて求人がたくさんあるというのは知っていますが、読み込む時間がなくて。“求人広告”なのでそこはやはり、よいことが多く書いてありますが、実際はどうなのかなと思うこともあります。」
30代のお客さまは、こうして転職エージェントに登録されたといいます。
TVを見ればCM、電車に乗れば中吊り広告、スマホ内の広告と、転職関連企業の情報はあふれています。転職エージェントの広告も同様です。
ただ、実際にそのなかで転職エージェントに登録するところまでは進むは、ほんの一握り。
意を決しとある転職エージェントに登録をされました。
「その転職エージェントは、求人をたくさん紹介してくれました。大手企業やスタートアップ、Sier以外にもWeb系の事業会社などさまざまです。最初は高く評価されたようでうれしかったのですが、すぐに転職エージェントに登録した目的が果たせてしないことに気づきました。」
忙しくて求人情報を読み込めないお客さまにとって、大量の求人提案は希望していないことでした。さらにだんだんと転職エージェントできちんと絞り込まず、そのままパスをしてきているに感じてしまい、連絡も途絶え気味になってしまったといいます。
転職の要件定義
お客さまは、転職活動の仕切り直ししようと思い、弊社へご登録されました。
忙しくて来社できないということで、オフィス近くまで出向き面談を実施。
「転職活動にあまり時間が取れない」
「希望としては何度も転職したくないので定年までいられるイメージが湧くような企業に入社したいと思っており、その分慎重になっている」
「希望通りの求人のみを数を絞って紹介してほしい」
率直に転職と転職活動についての意向を伺い、要件を決めました。
- 職種は、強みである「インフラ」or「セキュリティ」のITエンジニアの二軸。
- 商流を上げる。(上流工程か発注者側になる)
- 事業は「上流工程の案件があるプライマリSier」or「コンシューマ向けの高公共性のサービス事業会社」のいずれか。
- 最後の転職にしたい。
この方向性で求人を厳選してご紹介し、その中の1社へ転職をされました。
要望のなかでも最初で最後の転職にしたいとの意向が非常に高かったので、業界上位企業群と併せて離職率が低い企業を中心に紹介をしました。
技術領域についてはインフラとセキュリティの2軸ある中、あえて求人紹介の段階では絞らずに、両軸の求人の選考を通じて他の要素含めて探っていくというプランで臨みました。
「最後の転職にしたい」のために
この頃の傾向として、「ピンポイントで求人を紹介してほしい」という希望が増えています。
情報量が多すぎて、転職をプロに相談したいというニーズです。
とくにITエンジニアは業界の中での立ち位置によって仕事の内容やキャリアパスが限定されることや、労働環境は企業によって千差万別のため、本当の姿を知りたいという切なる思いが強いように感じます。
実はこのお客さまは、30代半ばですがIT業界経験は10年程のため、新卒からずっと就いている方と比べると経験は短いです。
ただ難易度の高いIT資格にチャレンジされるなど非常に向上心が高く、なにより顧客から指名でPJ(プロジェクト)にアサインされており、それらを選考時には採用企業にアピールしました。
転職に慣れているという人は、ほとんどいません。
ぜひ私たちと話をしてみませんか。
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LHH転職エージェントの強み
今回ご紹介した事例以外にも、たくさんの職種で実績事例があります。IT系での転職をお考えの方はぜひLHH転職エージェントまでお気軽にご相談ください。