研究開発職の方が転職でキャリアチェンジする時に考えるべきこと

研究開発職として現在のキャリアに疑問を持ったら考えること

研究開発職として数年が経ち、「やりがいを感じない」「向いていない気がする」といった悩みを抱え、相談に来られる方は多いです。

一般には、求人自体の母数が少なく、高い専門性を求められる研究開発職の転職は難しいと言われています。ただ、ご自身の価値観や経験だけで可能性を狭めてしまうのではなく、現在のキャリアに疑問を持った今こそ、以下のアドバイスも参考に、立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

早めに決断、第二新卒枠でチャレンジ

学生時代に好きな分野で研究活動をされてきた方は、入社後にイメージ通りの業務ではなかった場合、やりがいが無い、という気持ちになるかもしれません。社会人3年目くらいまでであれば未経験者採用(第二新卒)の枠に該当します。倍率が高く、職歴以外での選考ハードルが高い求人が多いのも事実ですが、未経験でチャレンジできるうちに、思い切って転職するのも1つの手です。

担当業務のウェイトを変える転職

日々の業務を振り返ったとき、どんな業務に楽しさ・やりがいを感じるでしょうか。「コツコツと測定や分析をする時」、「自身の研究成果が世の中に出た時」、「お客様の要望に応えられた時」など様々だと思います。

現在、担当している業務にやりがいを感じない場合は、業務内容を180度変える転職をするのではなく、ご自身がやりがいを感じる業務のウェイトが大きい仕事に転職するという選択肢もあります。その際、研究開発職の業務は多岐に渡るため、求人票に書いてある職種名や業務内容だけで判断せず、コンサルタントに詳細を聞くことをおすすめします。求人票からは読み取れない、その業務の実際のところや、複数ある担当業務の中で、どの業務のウェイトが大きいかなど、コンサルタントは熟知しています。あなたがやりがいを感じられる業務のウェイトが大きい求人がきっと見つかります。

今は転職しない、という選択肢

研究開発職は向いていない、と感じている方が営業にキャリアチェンジするケースが多くあります。勿論、今までの経験が強みとなる場面もあり、転職を成功されている方もいます。ただ、このようなキャリアチェンジの場合、今後、元の研究開発職に戻れる可能性はかなり低いのも事実です。

一方で、今の会社での異動による職種チェンジの場合は、ジョブローテーションとしていずれ戻って来られる可能性も十分にあるので、キャリアチェンジをお考えの方は、転職しないという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

研究開発職として現在のキャリアに疑問を持ったら考えること

一言に研究開発職と言っても、その業務範囲は多種多様で、今後のキャリアの可能性も多岐に渡ります。LHH転職エージェントは研究開発職に特化したコンサルタントも在籍しております。今後のキャリアに悩まれた場合は、ぜひLHH転職エージェントにご相談ください。ご意向はもちろん、業界を超えた市場の動向も踏まえてアドバイスさせていただきます。

LHH転職エージェントの強み

今回ご紹介した事例以外にも、たくさんの職種で実績事例があります。エンジニアリング系での転職をお考えの方はぜひLHH転職エージェントまでお気軽にご相談ください。

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コンサルタント

コンサルタント 田中 麻子
田中 麻子
専門・担当領域:エンジニア(技術系職種)、バイオケミカル分野

前職では、化学メーカーにてエンジニアを経験。国内・北米・欧州の自動車や家電向けのエンジニアリングプラスチックの開発を担当。LHH転職エージェントでは、前職の経験を生かし、エンジニア(技術系職種)領域を担当。大学時代は、バイオケミカル分野(酵素精製・遺伝子組み換え等)の研究に従事していたため、バイオ系の業界についても知見が豊富。業界や企業風土を踏まえて幅広く提案することを心掛けている。

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