年収を上げる5つの方法｜収入を増やせる人の特徴もあわせて紹介！

＃年収 ＃上げる

目次

• 年収を上げる5つの方法
• 年収を上げやすい人の特徴とは?
• まとめ

年収を上げる5つの方法

2. 昇進や昇給をする

基本的に多くの日本企業では勤続年数に応じて年収が上がっていくので、手堅く仕事をこなしていくことでリスクを抑えつつ収入アップを実現できます。ただし、とくに年功序列制が根強い企業は、仕事の成果が昇進や昇給に直結しにくいという側面もあるので、長期戦覚悟でコツコツ努力することが必要です。
また、同じ企業でも、部門ごとに給与水準や昇進のしやすさに差がある場合も多いので、昇進・昇給がしやすい部門への異動を目指すのも有効な手段です。

さらに、すでに社内で高い評価を得ている場合は、勤務先へ賃上げ交渉を直接試みるのもひとつの手です。目的や転職を視野に入れていることを伝えることで、企業としても貴重な戦力の流出を避けるために昇給に応じてくれる可能性があります。

3. 資格を取得して資格手当を受ける

昇進・昇給以外でも、資格を取得して資格手当の支給を受けることで、現職で収入を上げることが可能です。厚生労働省の「令和2年 就労条件総合調査」によると、企業の約半数（50.8%）が何らかの形で資格手当を支給しており、その額は平均して約1万8,800円であるとされています。ただし、資格の難易度によって金額は異なるのが一般的です。

参照： 厚生労働省｜令和2年就労条件総合調査 結果の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/20/index.html

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/20/dl/gaikyou.pdf
p.13、p.14 第18表・第19表

資格手当を支給している企業は一般的に、就業規則などにその旨を記載しているので確認してみましょう。その際は、何の資格に対して支給されるのか、永続的に支給されるのか、一時金として支給されるのかなどもあわせて確認することが大切です。また、資格取得の補助制度などがあれば、ぜひ利用しましょう。
資格の取得によって手当を得ることは、現職で収入アップを目指すためには堅実な手段ですが、資格取得には時間と労力がかかるのが難点です。ただし、資格取得は転職や独立開業も含めて今後のキャリア形成につながるので、長い目で見れば多くの方におすすめの方法です。

4. 副業を始める

現職にとどまりつつ、新しい収入源を増やす方法として、副業を始めること、があります。従来、多くの企業では副業が禁止されていましたが、最近は副業を許可する企業が増えています。クラウドソーシングサービスなども増えており、副業を始めるためのハードルが下がっているのも追い風です。

また、副業を始めることは、単純に収入アップを希望している方だけでなく、将来的に転職や独立開業などを考えている方にも価値があります。副業を通してスキルやノウハウ、人脈を築いておけば、本格的に新たなキャリアをスタートする際、スムーズに物事を進めやすくなります。

そのため、自社の就業規則で副業が禁止されていないなら副業も検討してみましょう。ただし、副業を始めれば、それだけ時間や体力を削られます。本業に支障をきたしたり、私生活や健康に悪影響を及ばしたりしないように適切な自己管理が必要です。

5. 独立・起業する

独立・起業は、自分のスキルやアイディアを生かして、年収を大幅に上げる可能性を秘めた方法です。フリーランスや経営者として独り立ちして成功すれば、経済状況はもちろん、生活の質も根本から変えられます。自分でビジョンを描いてその実現に取り組めるという立場は、大きなやりがいを感じられることでもあります。

ただし、独立・開業し、自力で長期的に安定した利益を得られるようになるまでには、多くの困難が伴うことを覚悟しなければなりません。自分が総責任者として事業を動かしていく精神的な重圧は、組織の一員として庇護を受けていた時とは大きく異なるものです。

顧客との営業・交渉や資金繰り、経費や税金の経理処理など、本職の仕事以外に費やす時間も少なくありません。独立・起業はやりがいや成功した場合のリターンは大きいものの、ハイリスクな選択であることをよく考えた上で決断することをおすすめします。

年収を上げやすい人の特徴とは?

自己研鑽・自己投資に積極的な人

年収アップを実現する多くの方は、自分の市場価値を高める新しい知識やスキルの習得に貪欲です。こうした積極性や上昇志向の強さは、仕事面での前向きな姿勢にもつながります。仕事で活躍したり、管理職となってリーダーシップを発揮したりするには、与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら思考・判断して能動的に動くことが必要です。そのため、自己研鑽や自己投資を怠らない上昇志向の強い方は、社内外問わず多くの場所で評価されやすく、結果として年収アップにつながります。

コミュニケーション能力が高い人

ここでいうコミュニケーション能力とは、単なる話術ではなく、相手の意図やニーズを正確に汲み取り、自分の意見を明確に伝えたり、適切な配慮をしたりできるスキルのことです。このような能力を持つ方は、上司や同僚はもちろん、取引先などからも信頼を得やすいため、それが年収アップにつながります。良好な人間関係や人脈を築けるコミュニケーション能力は、転職したり独立開業したりする場合にも重要です。

マネジメントスキルが高い人

マネジメントスキルとは、プロジェクトの管理、人員の指導・管理、計画の立案から実行に至るまで、幅広い分野にわたるスキルです。これらのスキルを持つ方は、組織内で責任あるポジションを任されやすく、プロジェクトマネージャーやチームリーダーといった役割を果たすことが多くなります。そして、こうした責任ある役職に就くことは、給与面にもプラスに働きます。マネジメントスキルは、独立・開業に挑戦する際にも欠かせません。

業界・業種に縛られないポータブルスキルの高い人

業界や業種を問わずに活用できるポータブルスキルが高い方は、キャリアの選択肢が広いという点で転職の成功率が高く、年収を上げやすくなります。ポータブルスキルの具体例としては、先述したコミュニケーション能力やマネジメント能力をはじめ、分析力や課題解決能力、計画立案能力などが挙げられます。これらのスキルはどこで働いても重要になる素養です。

専門性が高く市場価値の高いスキルを持っている人

前段とは対照的に、市場で求められる専門性の高いスキルを持っている方も年収アップに有利です。こうした専門的な人材は往々にして不足しがちなので、高い市場価値が付きます。転職したりフリーランスとして活動したりする際にも、専門的な資格をもとにした豊富な実務経験があると、よりよい条件の職や案件を得やすくなります。

まとめ

年収を上げる主な方法としては、転職、昇進・昇給、資格の取得、副業、そして独立・起業が挙げられます。いずれの方法を選ぶとしても、リスクとリターンのバランスや長期的なキャリアパスなども考えた上で決断するのが重要です。もしも年収アップのために転職を考えている場合は、転職エージェントに登録するのもおすすめです。LHH転職エージェントでは、支援を受けて転職した62%の方が年収アップを実現しています。ぜひお気軽にご相談ください。