第二新卒で営業職に転職希望の人の職務経歴書の書き方【サンプルフォーマットあり】

目次



採用担当者は、営業職(第二新卒)の職務経歴書のどこを見ているのか?

採用担当者は、職務経歴書からあなたの『営業としてのポテンシャル』を見ています。

就業期間が短い第二新卒者の方は、

「何を書いていいのかわからない」
「実績がほとんど無いので内容が乏しくなってしまう」

ということをよく聞きます。担当した顧客数や売上達成率など、具体的な数字があればそれらを記載するのが良いですが、無ければ、少しでもアピールとなるものは、もれなく記述するようにしましょう。研修の受講、PCスキル、取得資格、作成資料などはその代表例です。

さらに「どういった会社に在籍していたのか」「なぜ転職を考えたのか」「どうしてこの会社に応募したのか」といったことも採用担当者がチェックするポイントです。注意すべき点としては、受身の期待を書かないこと。“教育制度が充実しているから”などはNG。積極性をアピールするよう心がけてください。

Spring転職エージェント コンサルタント 鈴木 龍之介

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コンサルタント 鈴木 龍之介

営業職(第二新卒)の職務経歴書の書き方のポイント

【日付・氏名】

記入日の日付と氏名を明記してください。

【事業概要】

新卒入社した会社の事業内容や規模などはポイントとなります。
面接で会社の概要を聞かれたときにも答えられるように整理しておきましょう。

【職務経歴詳細】

新入社員研修

第二新卒を採用しようという理由の一つに、社会人として最低限の教育は受けているということが挙げられます。しっかりと研修を受けているということは、プラスに作用することが多いです。

実績

実績を挙げることは難しいとは思いますが、なるべく記述するようにしてください。仕事の厳しさというのは、数学・実績(結果)に対する厳しさです。意識しているか、意識していないのかが問われます。
嘘は書いてはいけませんが、書き方が工夫できるのであれば、考えてみてください。

【OAスキル(概要)】

PCスキル、各種提出書類の作成、数字の分析、プレゼンテーション経験、顧客対応などは必ず書くようにしましょう。

【英語】

学生時代に取得した資格でも構いません。
特に応募する職種に関係のある資格は記述してください。

【志望動機】

<異業種へのキャリアチェンジの場合>

・なぜ前職を新卒時選んだのか
・前職で何を得たのか
・得たものをどう活かしたいのか
・どうして応募したのか、入社したら何ができるのか

これらの内容を論理的且つ情熱的に記述してください。どちらに偏ってもよくありません。異業種への転職を希望する場合、厳密にいえば経験が合わないので新卒を採用するのと変わりありません。であれば、新卒採用との違いはどこにあるのかアピールすることが必要です。些細なことでも構いませんので、何か見つけてください。

<近い業種に行く場合>

業界や仕事内容が変わらない場合、「なぜ転職する必要があるのか」納得のいく形で説明するのが難しくなります。下手をすると、人間関係のトラブルや、嫌なことから逃げたいだけといったような、マイナスの理由ではないかと思われてしまいます。

微妙な仕事内容の違い、会社の方向性と希望のギャップ、業績不振など、書類選考者や面接官が納得できる理由が必要です。面接では、理由について細かく突っ込んできます。愚痴になってしまう恐れも非常に高いので気を付けてください。

仕事に対する考え方が赤裸々に出てくるところですので、面接でも慌てず対応できるように準備してください。

営業職(第二新卒)の職務経歴書のサンプルフォーマットをダウンロード

下記より「職務経歴書」のサンプルフォーマット(Word)をダウンロードいただけます。

Check Points!

  • 転職動機や応募動機は、論理的かつ明確に書かれているか
  • 数字や実績、研修や業務経験がきちんと書かれているか
  • 受身や会社批判などネガティブな表現はないか

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